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2012/08/31 (Fri) 秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE 〜総統は二度死ぬ〜(家で鑑賞)

秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE 〜総統は二度死ぬ〜

監督 FROGMAN
出演 FROGMAN
   ホンマキョウコ
   亜沙

あらすじ
 世界征服を企むベンチャー秘密結社・鷹の爪は、いつものように資金難に悩まされていた。家賃の取立てから逃れようとしたところ、誤って宇宙へと飛び出してしまった彼らは、宇宙ステーション“ピースボール”に救出されるが……。

評価 3点(5点中)

レビュー
 初めて「秘密結社 鷹の爪」の映画を見た。今まで駅の広告か、映画館の宣伝でしか見たことがなかったのだが。
 劇中内の独特の空気感やジョークなどは最高に笑える。時折シュールに、時折しょうもない下ネタに走るのも良い。
 だが映画としては少々、物足りない。普段のグダグダな感じだと持たないから、微妙に感動系のネタを差し入れてきたりして色々忙しい。結局それさえも締まりきらないから、最後までグダグダのままだ。テレビならこれで構わないかもしれないが、一応劇場用なのだから最後のオチなどはしっかりして欲しかった。
 テレビ版のほうがネタにおいても秀逸な物が多かったように思う。「鷹の爪」が好きだったら、そんなに長くないし、見ても良いかも。

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2012/06/16 (Sat) アドレナリン(家で鑑賞)

アドレナリン

監督 マーク・ネヴェルダイン
   ブライアン・テイラー
出演 ジェイソン・ステイサム
   エイミー・スマート
   ホセ・パブロ・カンティーロ

あらすじ
 殺し屋シェヴ・チェリオスは、中国系マフィアのボスを仕事で殺したことの報復として、別の殺し屋ヴェローナからペキン・カクテルという合成毒を注射されてしまう。チェリオスが助けを求めた馴染みの闇医者ドク・マイルスは間の悪いことに旅行中で、毒の影響の進行を阻むにはアドレナリンを摂取し続けなければならないと電話で教えてくれる。チェリオスは残された短い時間の中、自分に毒を打ったことを宣言して去ったヴェローナを探しまわる。そしてアドレナリンを常に摂取するため街に珍事件・大騒動を巻き起こしながら派手に暴れまくる。

評価 3点(5点中)

レビュー
 あらすじから見て分かるように、「アドレナリン」はかなりの”バカ映画”だ。チェリオスはアドレナリンを分泌し続けるために、走り回り、コカインを吸って、人を殺し、挙げ句の果てに路上で×××。めまぐるしい展開について行くのが大変だが、飽きることはまず無いと思う。
 なにしろジェイソン・ステイサムがかっこいい。スピーディーなカメラワークや斬新で面白い演出、そして彼自身の(いろんな意味で)体当たりの演技と相まって最高だ。
 だがなぜだか知らないが、これだけ使える要素があるのに最後まで盛り上がらない。全体的に駆け足で進んでいくので途中で観客がついて行けなくなる。笑えるシーンも若干滑り気味。そして何より肝心のアクションシーンが意外とタイトな演出なのだ。「ダイ・ハード」みたいにド派手な爆発があるわけでもなく、「キック・アス」みたいに大量の手足が飛ぶグロテスクなアクションがあるわけでもない(唯一ヴェローナの弟をヤるシーンは最高)。
 最後までチェリオスの頭の中はアドレナリンでいっぱいだったが、観客の頭の中でアドレナリンは大して分泌されないだろう。

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2012/03/21 (Wed) シャーロック・ホームズ シャドウゲーム(映画館で鑑賞)

シャーロック・ホームズ シャドウゲーム

監督 ガイ・リッチー
出演 ロバート・ダウニー・Jr
   ジュード・ロウ
   ノオミ・ラパス

あらすじ
 ヨーロッパ各地で連続爆破事件が発生し、ホームズは天才数学者で作家のモリアーティ教授こそが黒幕だと推理する。事件に関与していると見たアイリーンが姿を消し、「手を引かなければワトソンの命も狙う」とモリアーティから脅迫されたホームズは、事件解決の鍵となる女性シムを探しにフランスへ向かうが……。

評価 3点(5点中)

レビュー
 あの愉快なホームズがスクリーンに帰ってきた。また彼を見られると思うと非常にワクワクするのだが・・・。
 相変わらずキャラクター達は素晴らしい。というか正確に言うとホームズとワトスンだけが相変わらず素晴らしい。彼らこそがこの映画の核であり、周囲の目立たないキャラクター、つまらない脚本を救っている。原作とは2人とも完全に別人なのに、生き生きと動いている。やはりロバート・ダウニー・Jrとジュード・ロウの演技力のおかげでもあるだろう。ここまで面白いキャラクターもそういない。
 だが他のキャラクターはつまらない。アイリーンは何のために存在しているのか分からないし、ジプシーの兄妹の話もどこへやら。メインの敵であるモリアーティ教授は前作のブラックウッド卿(はっきり言ってどんな奴だったかまともに覚えていない)よりはマシだが、それでも彼の魅力的な部分がすべて損なわれている気がしてならない。なぜモリアーティ教授が有名かというと、それは彼の神秘性にあると思う。姿が分からず、何が目的なのかも分からないが威圧感だけは人一倍ある。それがモリアーティという人物の魅力である。なのに今作の教授ときたら、早々に姿を現し、目的も結局は「金」。前作のナンチャラ卿(もう忘れた)と何も変わらない。むしろ一作目の少ししか出てこない「モリアーティ教授」の方がよっぽど怖くて、まさに「真の敵」であった。
 脚本は言うまでもなく酷い。アクション映画なのに「推理映画」の体裁を取るから、ひたすら引き延ばしにする。あまりにも長いから、一体なぜ彼らがイギリスからフランスへ、フランスからスイスへ渡ったのか忘れてしまった。その上、不要なシーンも数多くある。その点は前作の方が優れていたかもしれない。
 しかし映像は素晴らしい。ロンドン特有のくすんだ空が暗い映像と非常にマッチして・・・って今回の舞台はパリだ。見ていて映像感が何も変わっていないし、なぜパリにしたのか理解しかねる。ただしスローモーションを多用したアクションシーンは最新鋭の武器で戦うロボットにも負けていない。
 結論から言うと、今回の「シャーロック・ホームズ」は前作の欠点をそのまま引き継いだ結果となった。題材はとても良いのに肝心なところで詰めが甘いのだ。でもホームズとワトスンのコンビがまた見られると思うと、3作目に期待するのも悪くない。

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2012/03/18 (Sun) ポエトリー アグネスの詩(映画館で鑑賞)

ポエトリー アグネスの詩

監督 イ・チャンドン
出演 ユン・ジョンヒ
   イ・ダウィット
   キム・ヒラ

あらすじ
 釜山で働く娘に代わり中学生の孫息子ジョンウクを育てる66歳のミジャは、ふとしたきっかけで詩作教室に通い始めるが、その矢先に自分がアルツハイマー型認知症であることが発覚する。さらに、少し前に起こった女子中学生アグネスの自殺事件にジョンウクがかかわっていたことを知り、ショックを受けたミジャは、アグネスの足跡をたどっていくが……。

評価 3点(5点中)

レビュー
 あらすじを見ると非常に興味をかき立てられる。しかし正直言って期待はずれだった。素材は良いのに、色々使いすぎてダメにしている。そんなところだろうか。
 脚本は良くできている。ある一つの事件に孫が関わっていたことを知った祖母が内なる衝撃を抱えて、静かに物事を見つめていく様は鬼気迫るものがある。だが祖母のミジャの設定を色々と盛り込みすぎなのだ。「孫と暮らし自分の娘(すなわちジョンウクの母)はろくに仕送りもしてこない」という設定だけで十分なのに、そこにアルツハイマーやらヘルパーとして働く話やら詩の教室に通うやら。どれもこれも中途半端でなぜそれが必要だったのか理解しかねる。特にアルツハイマーは全く必要ない。リアルさを求めるために盛り込んだのかもしれないが、これは映画だ。あくまでもフィクションであり、映画の中で必要な情報だけを観客は求めている。
 だから時折挿入される登場人物の詩の朗読シーンはとても煩わしい。そんなものはせいぜい1つや2つで済むのに、何回もそういった場面がある。
 主人公の性格も嫌いだ。自分は直接関係ないのに、事件の荒波に巻き込まれる「かわいそうな」役どころのはずなのに、全然そういう気持ちが起こらない。前半部分で婆さんなのに微妙にかわいこぶるから腹が立つ。はっきり言って駄目な人なのだ。周りの人間の方が共感を呼ぶ。事件をなかったことにしようとする親、事件を忘れようとする子供、自殺した女子中学生の母親。なのに主人公が鬱陶しい。(ただし後半部分は前半との落差もあり最高だ。)
 ここまで散々けなしたが、俳優陣は素晴らしい。主演のジョンヒも悲しみを抱えた初老の女性を演じきっていた。
 コンセプトが良い分、欠点が目立ってしまった。上映時間も実際よりも長く感じられた。エンディングはとても気に入ったのだが。

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2012/02/18 (Sat) ブラッド・ダイヤモンド(家で鑑賞)

ブラッド・ダイヤモンド

監督 エドワード・ズウィック
出演 レオナルド・ディカプリオ
   ジャイモン・フンスー
   ジェニファー・コネリー

あらすじ
 ダイヤの密売人であるダニー・アーチャーは、巨大なピンク・ダイヤを隠し持つソロモンという男の存在を知る。一方、ジャーナリストのマディーは、反政府組織“RUF”の資金源となっている“ブラッド・ダイヤモンド”の真相を探っていた……。

評価 3点(5点中)

レビュー
 まず映画としての感想から述べたい。良くできたアクション映画だ。一つのダイヤモンドを求めて人間達が奔走する姿が生々しく描かれていて、見せ場もきちんと作られている。立場の違う2人の男が少しずつ心を通わせていく過程も丁寧で、最後のシーンも感動できた。
 だがこれは「社会派映画」をきどったハリウッド製アクション映画には変わりない。
 まず上げられるのが、登場人物の薄っぺらさ。RUFに村を襲われるソロモンには家族を思う力強さが脚本の時点で吹き込まれている。だが他の人物、アーチャーやマディーは陳腐極まりない役だ。
 ダイヤモンド密売人アーチャーは開始30分ぐらいまでは「死の商人」らしく、平気で反政府軍に武器を売り渡す。ピンク・ダイヤの情報を手に入れたときもあくどい顔で、どうにかしてソロモンからダイヤの場所を聞き出そうとする。これこそが戦争を食い物にしてる「善意のない」人間ではないか。それなのにソロモンが家族を探しだそうとした途端、情にほだされていつの間にか善人そのものになっている。これのどこが密売人なのか。彼を育てたコッツィー大佐の「良く生き残れたな」という言葉が身にしみるだろう。
 ジャーナリストのマディーも酷い。シリアスな「社会派」映画にどうでもいいメロドラマ的要素を持ち込んで、せっかくの脚本をこのキャラクターが台無しにしている。
 所々リアリティに欠けるのも難点だろう。密林の中で子ども達を再教育している教師が、少年兵達に気安く話しかけて撃たれるシーンがある。こんなことありえないだろう。いくら子供でも相手は銃を持った人間だ。危険なことぐらい百も承知のはず。こいつは「どんな悪人でも時には善意を持つ」みたいな「名言」を残して早々に退散する。さらに、先ほども上げたアーチャーの人物設定もこれに同じ。いくら密売人だからと言ってダイヤを探すために、仲介人も無しで現地には行かないだろう。大体、昔傭兵だったという設定だからといって一人で銃弾が飛び交う場所に突っ込ませるのはどうかと思う。
 しかし時にこの映画は嫌悪感を抱くほどの生々しい事実を浮かび上がらせる。RUFが「人民解放」を語ってその人民を容赦なく殺戮する場面、昔ながらの拷問法に乗っ取って腕を切り落とす場面。特にリアルなのが捕らえた子供の兵士かだろう。大声でがなり立てて、自らを強い兵士だと鼓舞させる。子供をなじって暴力をふるい、その反面甘い言葉で洗脳していく。完全に危ない宗教団体の洗脳方法と一致している。じつはこれらの「少年兵」の問題はRUFに限ったことではなく、シエラレオネの政府軍も同等のことをしているのだ。まさに全員狂っているとしか言いようがない。
 俳優達の演技も素晴らしい。ディカプリオは相変わらず訳にのめり込み、ソロモン役のフンスーは目で感情を語ることが出来る。コネリーは戦場におけるジャーナリストの微妙な立ち位置を繊細な演技で上手く表現している。
 社会派を気取らなければ「リアルなアクション映画」で済んだはずだった。映画としては面白いので見てほしい。だが一つだけ知ってもらいたいのは「現実はこんなものじゃない」ということだ。

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