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2017/09/30 (Sat) LOU

LOU.jpg


原題    Lou
公開    2017年
上映時間  6分
製作国   アメリカ

監督    デイヴ・マリンズ
脚本    デイヴ・マリンズ


あらすじ
 ある幼稚園にはJJという意地悪な男の子がいました。彼は他の子供たちのおもちゃを取っては自分のものにしていました。それを見かねたのは落し物箱に住んでいる不思議な生き物「LOU」。おもちゃを返すよう、LOUはJJと追いかけっこを始めます。


鑑賞日   17年8月6日
鑑賞方法  映画館
評価    4.5点


レビュー
 子供の頃に大切にしていたものがある人にとって、きっとこの短編映画はシンプルながらも心を震わせる感動作として映るでしょう。

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2017/09/30 (Sat) ダークナイト ライジング

dark_knight_rises.jpg


原題    The Dark Knight Rises
公開    2012年
上映時間  165分
製作国   イギリス/アメリカ

監督    クリストファー・ノーラン
脚本    ジョナサン・ノーラン/クリストファー・ノーラン

出演    クリスチャン・ベール
      マイケル・ケイン
      ゲイリー・オールドマン


あらすじ
 前作から8年後。ハービー・デントの死をきっかけに制定されたデント法が功を奏し、ゴッサム・シティの治安は好転し、誰もがバットマンの活躍を忘れ去っていた。ブルース自身も、様々な苦難に疲弊し、再建された屋敷で隠遁生活を過ごしていた。
 そんな中、ブルースの元師匠である「影の同盟」の首領ラーズ・アル・グールにさえ破門されたという、傭兵ベインがゴッサム・シティに混沌をもたらそうと来襲する。





鑑賞日   17年9月29日
鑑賞方法  Blu-ray
評価    4.5点


レビュー
 実を言うと、三部作の敵の中で一番ベインが好きだったりする。戦いも最も派手で、コミック内における戦闘が現実世界で実際に繰り広げられたらどうなるかを体感でき、スリル満点である。原作における各設定も最も効果的に盛り込まれていて、アメコミファンにはたまらない演出の連続となっている。
 とはいえ、設定が大きくなった分、詰めの甘さも多くなっている事実も否めない。あまりにも新キャラクターの登場が多く、前2作に出ていたキャラクターたちが若干ないがしろにされているのは悲しいし、『バットマン ビギンズ』よりも設定がリアルになった分、非現実的な矛盾点が目につくようになってしまった。
 それでもなお、「バットマン」という偶像が真の伝説となるまでのストーリーを、前2作のストーリーをしっかりと引き継ぎ盛り込んだ上で描き切ったその技量は、あっぱれとしか言いようがない。

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2017/09/04 (Mon) ターミネーター2

terminator2.jpg


原題    Terminator 2: Judgment Day
公開    1991年
上映時間  137分
製作国   アメリカ

監督    ジェームズ・キャメロン
脚本    ジェームズ・キャメロン/ウィリアム・ウィッシャー

出演    アーノルド・シュワルツェネッガー
      リンダ・ハミルトン
      エドワード・ファーロング


あらすじ
 サラ・コナーと未来から来た兵士カイルの活躍により、殺人サイボーグ「ターミネーター」の危機は去ったかに思われた。しかし10年後、不良少年として非行にに明け暮れていたサラの息子ジョンの前に、以前と同じ姿をしたサイボーグT-800が再び姿を表す。だが今回は未来のジョン自身によって味方として、新型ターミネーターT-1000の魔の手から子供のジョンを守るためにやって来たのである。





鑑賞日   17年9月1日
鑑賞方法  映画館
評価    4.5点


レビュー
 この映画を見るたびに、金曜ロードショーやらレンタルやらで幾度となくハラハラした思い出が浮かび上がります。それほど、個人的には思い入れの深い作品で、きっと多くの人にとっても同じような思いが募る映画ではないでしょうか。

 前作がB級スリラーの形をした、奇跡のようなSF作品なのに対し、こちらは予算をふんだんに使った見事なまでのSFアクション大作に仕上がっています。その恩恵は至る所から伺い知ることができ、かの有名な液体金属で構成されたT-1000の描写やT-800の特殊メイクまで、微々たるところも含めてパワーアップしています。また当時はCGの作成に多額の予算が必要だったためいくつかの部分は古き良きアニマトロニクスで作られていますが、それが戦いの生々しさや臨場感に拍車をかけていて、今のアクションでは見られない迫力を生み出しているとも言えます。

 今回鑑賞した3Dバージョンについては、長短両面あります。昨今のタイタニックなどの3D化同様、比較的丁寧に変換が行われているので、映像に自然な奥行きが生まれ、監督のヴィジョンに沿って各構図がいかに計算されて出来上がっているものかよく分かります。また題材がそもそも3D向きであることは明らかなので、25年ほど前の作品にもかかわらず失われていないスリルがそこにあるのです。ただやはり映像のリマスタリングも行われたせいか(もしくはCGIの発達によるものか)、当時最先端でも今の目から見ればチープさが否めないのも否定できません。もちろん、それはそれで程よいノスタルジーを生み出しているので一概に悪いものとは言えませんが。

 映画自体の内容に言及すると、アクション映画としての組み立てはほぼ完璧に近い仕上がりになっています。ターミネーターたちの正体が判明するショッピングモールでの緊迫感溢れる銃撃戦から、バイクと巨大トラックのカーチェイスが行われるド派手な場面まで、シーンごとのメリハリがはっきり付いていて、この映画において観客が飽きるということはまずあり得ないでしょう。
 前作では敵役だったT-800が味方になるという『ターミネーター2』を象徴する物語上のパーツも、ただの冒頭のどんでん返しに終わらず、登場人物同士の関係性を深める上での重要な要素の一つとなっている点も見事です。「ヒットしたから続編を作る」という必要性を感じない多くの続編映画とは異なり、世界観を広げ各々の役割について理解を深める助けになっているので、ある意味では『ターミネーター』シリーズにおいては最重要作品とも言えるのではないでしょうか。(そのターミネーター自体が不要な続編群に塗れてしまったのは皮肉という外ありませんが。)

 技術が上がった分、暴力描写もまたパワーアップしていますが、全体のトーンは逆により子供向けになったと言えるでしょう。主人公に少年のジョン・コナーを据えることで、あくまでスリラー映画として成立していた前作では成し得なかった、親子の愛情や機械に芽生える心など、共感しやすいハートフルな側面がフィーチャーされています。これについては正直なところ賛否両論あるかもしれません。いかにも80年代後半〜90年代前半にありがちなティーン向け映画のような馬鹿げた掛け合いもいくつか見受けられますし、何より殺人サイボーグとしての一種のカリスマ性を発揮していたターミネーターが不器用な笑顔を見せることにがっかりすることもあるでしょう。
 それでもなお、この映画が提示したテーマはただのSFアクションという枠組みを超え、それ以降のジャンルにおけるマイルストーンになったことは間違いありません。またシュワルツェネッガーが大幅にレベルアップした演技力で意外にもチャーミングなターミネーターを見せてくれるため、いくら前作の無骨なサイボーグが好みであっても、結局は『ターミネーター2』でのT-800も愛さずにはいられないのです。これ以降お決まりとなっていくセリフやスタイルが明確に確立された点も、映画史に残る作品としての象徴的な部分なのです。

 俳優陣の演技も申し分なく、アクションとしての出来も最高。少年時代に誰もが胸を高鳴らせた数々の展開を目にすれば、誰もこの映画を嫌いになることなどできるはずがありません。

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2017/08/31 (Thu) ターミネーター

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原題    The Terminator
公開    1984年
上映時間  108分
製作国   アメリカ

監督    ジェームズ・キャメロン
脚本    ジェームズ・キャメロン/ゲイル・アン・ハード

出演    アーノルド・シュワルツェネッガー
      マイケル・ビーン
      リンダ・ハミルトン


あらすじ
 近未来の世界では人間と機械の間で戦争が行われており、一時絶滅の危機に追い込まれた人間たちだったが、一人の男ジョン・コナーの指揮のもと、次第に優勢へと転じていた。しかしジョンの存在そのものを消すために、機械軍を指揮する人工知能スカイネットは殺人サイボーグ「ターミネーター」を、ジョンが生まれる前のロサンゼルスへと送り込んだ。
 知らないうちに危機にさらされることになったジョンの未来の母親サラを救うため、人間側から兵士カイル・リースもまた送り込まれ、ターミネーターとの戦いを繰り広げる。





鑑賞日   17年8月31日
鑑賞方法  Hulu
評価    4.5点


レビュー
 ジェームズ・キャメロン自身の手による2作が製作された後、大型フランチャイズと化した『ターミネーター』シリーズですが、後年のいくつかの作品は正直な話できがいいと言える代物でないものもありました。しかしながらB級映画のコンセプトを見事なSFアクションへと流用した本作は紛れもない傑作でしょう。

 これ以降手がける作品が軒並み高予算の超大作ばかりとなるキャメロン監督ですが、『ターミネーター』を見るたびに、彼の手がける映画の面白さは予算のおかげではなく彼の才能によるものだと再確認させられます。低予算であること、スターとはまだ言えない出演陣、あまりにも特徴的すぎる訛りを持つ筋肉男。ぱっと並べただけでも失敗しそうな要素ばかりですが、それらを逆転の発想で使いこなし、緊迫感溢れる一級品に仕上げてしまうのは神業と言う他ないでしょう。

 もちろん監督の腕前のみならず、メインの3人がとても良い仕事をしている点も映画の素晴らしさのひとつになっています。どちらかというと押しの弱いタイプのリンダ・ハミルトン演じるサラ・コナーが、続編『ターミネーター2』で見られるような"強い女性"に変貌していく様はとても丁寧に描かれています。本作中では目に見える行動で示すわけではないものの、表情の作り方や口調からその強い意志が伝わり、彼女こそシリーズの中心であることを改めて思い知らされるのです。
 今や完全なB級映画でしかお目にかかれなくなったマイケル・ビーンもまた、80年代当時はピークにあったことをどんな人間でも理解できるでしょう。荒廃した未来世界で過ごした男が、写真でしか知ることのなかった女性を目の前に恋に落ちるという、文面にするとバカみたいなシチュエーションでも、彼の瞳を見れば納得してしまうというものです。

 そして何と言ってもアーノルド・シュワルツェネッガー。映画史においてこれほどアイコニックな悪役はダース・ベイダーぐらいのものでしょう。サイボーグであれば関係ないはずなのに鍛え上げられた筋肉や、80年代特有のレザーファッション、そしてきちんと理由付けがされているサングラスという3点セットは、数々のパロディになりながらもやはり本物を見ると心惹かれてしまいます。
 ほとんど口を開かず、たまに話したかと思えば棒読み気味のオーストリア訛りで"I'll be back."。ほとんどSF要素が見当たらないのに、彼の演技が妙にSF感を醸し出しているのも、まさに奇跡です。皮肉に聞こえるかもしれませんが、だれでも1度目にすれば2度と忘れることのないほど印象的なのですから、間違いなく名演と言えます。

 当然、CGIのチープさやあくまでB級である点など、現在の視点から見れば目につく点は多々あるものの、数あるSF・アクション映画でこれほど面白い映画は未だになかなか出会えないでしょう。まだ見たことがないなら今すぐにでも見る必要があるでしょうし、見たことがあるなら何度だって見るべき真の傑作です。

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2017/07/31 (Mon) ウィッチ

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原題    The Witch
公開    2015年
上映時間  93分
製作国   アメリカ/カナダ

監督    ロバート・エガース
脚本    ロバート・エガース

出演    アニヤ・テイラー=ジョイ
      ラルフ・アイネソン
      ケイト・ディッキー


あらすじ
 17世紀のニューイングランド。周囲の人間を不敬虔とし過剰に貶めたことを糾弾されたウィリアムは、家族と共に入植地を追い出され深い森の近くに住むことにした。ある日長女のトマシンが末っ子で赤ん坊のサミュエルをあやしていると、突如としてサミュエルが消えてしまう。それから一家には次々に不可解な出来事が起き、すべてが魔女のせいではないかという疑念が生じ始める。





鑑賞日   17年7月31日
鑑賞方法  映画館
評価    4.5点


レビュー
 サンダンス映画祭で上映するなり話題となり、拡大公開の結果大ヒットにつながった低予算ホラー映画です。主演のアニヤ・テイラー=ジョイもこれをきっかけにブレイクを果たし、監督を含む多くのスタッフたちにも幸運を呼んだ本作品。その内容はひたすら不気味でじっとりとした恐怖感が漂う、非常に精巧に作られた緻密なストーリーでできています。

 あらすじにもある通り、末っ子のサミュエルがいなくなったことをきっかけに一家に不幸が襲うと言う筋立てはとても単純です。これだけですと、近世の魔女狩りに影響されたホラーにありがちになりますが、『ウィッチ』はその宗教的・歴史的考察が異様なほどに細かいのです。家族が交わす会話も現代アメリカ英語とは全く異なり、今の目から見れば引くぐらい信心深い点など、当時のプリマス・プランテーションの文化を極めてリアルに描写しています。こういった点だけでも非常に興味深く、「悪魔」や「魔女」といった日本人から見るとあまりに突拍子のない言葉が飛び交っても、怖いほどに説得力を持って訴えかけてきます。

 この強固なバックグラウンドに支えられることで、妄想と現実が交錯する不穏な世界がさらに不気味に眼前に迫ってきます。実のところ本当に怖いのは超常的な存在ではなく人間であり、下手なファンタジーに逃げていない分、凍りつくような思いができるでしょう。
 もちろんそれには役者の技量が重要になってきますが、これが子役含め本当に素晴らしいのです。主演のテイラー=ジョイが見せる、神を信じきれない若い女の子の絶妙な「不敬虔さ」はもちろんのこと、両親役の2人は役への入り込み具合が凄まじい。中盤から終盤にかけての怒涛の展開は、彼らによって形作られています。

 おそらく最後の展開については賛否両論あるかもしれませんが、しっかり考察された背景があるからこそ、あのエンディングに至るまでの流れは決して飛躍しているのではないのです。信心への挑戦というキリスト教における永遠の課題を、為す術もない状況に追い込まれた中世の人間から見るとこうも恐ろしいものになる。誰もがわかるわけではない独特の恐怖心理を、絶妙なバランス感覚とテンポで映し出し、誰もが体感できるものに仕上げてしまった近年稀に見るホラーの傑作です。

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