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2012/08/31 (Fri) 秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE 〜総統は二度死ぬ〜(家で鑑賞)

秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE 〜総統は二度死ぬ〜

監督 FROGMAN
出演 FROGMAN
   ホンマキョウコ
   亜沙

あらすじ
 世界征服を企むベンチャー秘密結社・鷹の爪は、いつものように資金難に悩まされていた。家賃の取立てから逃れようとしたところ、誤って宇宙へと飛び出してしまった彼らは、宇宙ステーション“ピースボール”に救出されるが……。

評価 3点(5点中)

レビュー
 初めて「秘密結社 鷹の爪」の映画を見た。今まで駅の広告か、映画館の宣伝でしか見たことがなかったのだが。
 劇中内の独特の空気感やジョークなどは最高に笑える。時折シュールに、時折しょうもない下ネタに走るのも良い。
 だが映画としては少々、物足りない。普段のグダグダな感じだと持たないから、微妙に感動系のネタを差し入れてきたりして色々忙しい。結局それさえも締まりきらないから、最後までグダグダのままだ。テレビならこれで構わないかもしれないが、一応劇場用なのだから最後のオチなどはしっかりして欲しかった。
 テレビ版のほうがネタにおいても秀逸な物が多かったように思う。「鷹の爪」が好きだったら、そんなに長くないし、見ても良いかも。

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2012/08/30 (Thu) アメイジング・スパイダーマン(映画館で鑑賞)

アメイジング・スパイダーマン

監督 マーク・ウェブ
出演 アンドリュー・ガーフィールド
   エマ・ストーン
   リス・エヴァンス

あらすじ
 両親を亡くし叔父のベンと叔母のメイの許で育てられたピーターは、ある日自分の父親が残したバッグに隠された資料をみつける。父について知りたいピーターは父の研究者仲間だったコナーズ博士に近づき博士の授業に参加する。しかし単独で行動し侵入した部屋で遺伝子の組みかえられたクモに刺されてしまう。そして驚異的な力に目覚めたピーターは、スパイダーマンとして生きることを決意する。

評価 3.5点(5点中)

レビュー
 あのスパイダーマンシリーズが5年しか経ってないのに、設定も新たにリブートされてしまった。
 まずキャストは全体的に好感が持てる。アンドリュー・ガーフィールドも、既に30手前なのにちゃんと高校生に見える。若干、皮肉ぶったところがあるのも原作らしくて嬉しかった(特にチンピラとの対決シーン)。エマ・ストーンはヒーロー物には珍しい行動力のあるヒロインだ。今回の悪役のコナーズ博士も「力に魅せられて悪に染まった善人」を嬉々として演じている。
 そしてアクションシーンは良かったと思う。一人称視点を多用し、まるでスパイダーマン自信になったかのような効果を生む。3Dも相まって、スピーディーな演出にも迫力がある。
 確かに1つのアメコミ映画として見ると、かなり完成度は高い。だがオリジナルの「スパイダーマン」と比べてしまうと、多くのポイントで昔の方が優れている。
 まずスパイダーマン。前作はトビー・マグワイアが演じていたが、彼の方が全然ピーター・パーカーらしい。小柄でちょっと情けない感じも原作そのものだし、クモの力により徐々に強くなっていくところもより丁寧に描かれていた。だからこそ学校でのいじめっ子とのファイトシーンも忘れがたいし、心底彼を応援したくなる。しかしアンドリュー・ガーフィールドは割と初めっからカッコイイ。普通に身長も高いし、どこからどう見てもいじめられているようには見えない。力が覚醒するシーンも唐突な感じがした。ただ唯一評価できるのは、初めスパイダーマンになった理由がベンおじさんを殺した男を捕まえるため、という個人的なものからという点。前作は敵をあっさりとやっつけ(実際は違ったわけだが)、おじさんの残した言葉からすぐに使命感に燃えて人助けを始めてしまう。だから「スパイダーマンの誕生」という意味では今回の方が好きだ。
 その他のキャストも前作の方がずっと良い。ヒロインはMJからグウェンに変わったわけだが、やはりキルスティン・ダンストの方が良かった。エマ・ストーンの方が美人なのだが、なぜだか分からないがあっちの方が魅力的だった。
ベンおじさんはどっちも良かったと思う。今回はマーティン・シーンが演じているから安定感があるし、何より原作のイメージ通りだ。ただし彼が死ぬシーンは、今回あまりにもあっさりとしていた。ピーターにはもっと葛藤して欲しかったのだが。メイおばさんは間違いなく前がベターだ。今回のメイおばさんは完全に別の人だ。これにはかなりがっかりした。
 なによりもがっかりしたのは、J・ジョナ・ジェイムソンがいないこと。彼の存在が作品のトーンを明るくし、「スパイダーマン」らしくするのに。今回彼の代わりとして、スパイダーマンを捕まえることに躍起になるグウェンの父親ではあまりにも役不足だ。
 悪役のリザードは可もなく不可もなく。あまりにもCGなのは気になったが、彼自身は良くできたキャラクターだと思う(原作よりも人間っぽいのが嫌だったが)。だがリザードを畏怖の存在として描き切れていない。なんというか、アクションシーンへの持って行き方が下手なのか、殺るか殺られるかの緊迫感が非常に薄い。おそらく最終目的が「リザードを倒すこと」ではなく「リザードをコナーズ博士に戻すこと」だから、生ぬるいのだろう。
 他にも言いたいことはたくさんある。ただ1つ言えるのは、アクション映画としては良くできていた、ということだ。面白かったか、と聞かれたら面白かったと答えるし、人にも勧めるだろう。だが旧作の方も見たことがない人がいたら、間違いなく前の「スパイダーマン」を勧める。やはりスパイダーマンはあっちじゃないと。

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2012/08/26 (Sun) ぼくたちのムッシュ・ラザール(映画館で鑑賞)

ぼくたちのムッシュ・ラザール

監督 フィリップ・ファラルドー
出演 フェラグ
   ソフィー・ネリッセ
   エミリアン・ネロン

あらすじ
 ある冬の朝、小学校の教室で女性教師が首を吊って死んでいるのが発見され、学校側はショックを受けた生徒たちの心のケアや後任探しなど対応に追われる。やがてアルジェリア系移民の中年教師バシール・ラザールを代用教員として迎えることになり、朴とつとして野暮ったいラザールは、授業内容も時代遅れだったが、何事にも真摯に向き合う姿勢が次第に生徒たちの心を開かせていく。

評価 4.5点(5点中)

レビュー
 この映画において非常に動きは少ない。ほとんどが学校内の出来事だし、それ以外の場所もバシールの家ぐらいだ。だがこの映画に込められている人々の感情は画面内に収まりきらないほどだ。
 バシールは代用教員として学校に来るが、現代のケベック州の学校において彼のやり方は全くそぐわない。基本的に体に触ってはダメで、叩くなんてもってのほか。彼はけっして良い先生ではなく、むしろ古風な教育に固執しているところさえ見える。
 だがここが普通の「学校もの」とこの映画の決定的に違うところだ。普通なら「担任が自殺して、心に傷を負った子ども達を新任教師が少しずつ癒していく。」みたいなのを想像するだろう。しかしこの映画では何かが解決に向かうわけではない。なぜ担任が自殺したのかも不明だし、子ども達の心も完璧には癒えない。むしろバシールが来てからの子ども達、そして大人たちの感情の変化だけを丁寧に描いている。
 だれもが事件に対して衝撃を受けているが、一応表面的には出さない。だけど少しでもきっかけがあれば、事あるごとに「自殺」の話に向いていく。子供も大人もだ。特に自殺した先生を目撃したアリスとシモンの演技力が巧みだ。彼らは事件に対し、正反対の姿勢を貫いている。アリスは落ち着いて自分を客観的に見て、バシールが来たことにより心を癒そうとする。しかし元々問題児として扱われてきたシモンは心の落ち着きを無くし、次第に暴力的になっていく。 大人たちはみな事件をぶり返したくなくて、シモンを助けるのではなく見放そうとするのだが、この時のバシールの対応が彼の性質を一番表している。事件そのものを見ていない彼は平気でその問題に触れ(たとえ生徒の前であっても)、むしろ解決を促すために話し合わせようとする。彼は子供を一人の人として見ているのだろう。彼自身も心に傷を負っていて、そのことから子ども達を救うことに固執するのだ。
 先ほども言ったが、「自殺」の件は何も解決に向かわない。悲しいエンディングだが、それと共にとても感動的である。登場人物の感情の流れが手に取るように分かる何年かに一本の秀作だ。

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2012/08/23 (Thu) 石の上にも三年

このブログを始めてもうすぐ3年。地道に始めた甲斐あってか、「海外映画DVDマニア」という映画情報サイトにて「厳選!海外映画全般レビュー&情報ブログ」の1つとして(いつのまにか)選ばれていました。

初めの頃は1日5件アクセスがあればいい方で、2桁になったら大喜びしていました(^_^;)
でも今は大体1日50件(それでも少ないが)はキープ。

読者の方々、本当にありがとうございます。
これからも有用(?)な映画のレビューを随時載せていきますので、ご期待ください。

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2012/08/19 (Sun) タクシードライバー(映画館で鑑賞)

タクシードライバー

監督 マーティン・スコセッシ
出演 ロバート・デ・ニーロ
   シビル・シェパード
   ジョディ・フォスター

あらすじ
 ニューヨークにある小さなタクシー会社にある男が現れた。ベトナム帰りの元海兵隊員、トラヴィス・ビックルは深刻な不眠症を患っているため、夜勤のドライバーとして就職。誰となく目的地まで送り届け運賃を受け取る毎日を過ごしていた。
 ある日、トラヴィスは次期大統領候補パランタインの選挙事務所付近を通りかかる。彼はそこで勤務するベッツィーに魅かれ、彼女をデートに誘う。しかしトラヴィスは日頃の習性でベッツィーとポルノ映画館に入り、激昂させてしまう。
 思うようにことが運ばず、トラヴィスの心は荒んでいく一方であった。そして「腐敗しきったこの街を俺が浄化してやる」という思いは実行性を帯びていく。そんな中、12歳で娼婦をしているアイリスに出会い・・・。

評価 5点5点中)

レビュー
 なんにせよ、ロバート・デ・ニーロの演技力がすごい。一番最初にトラヴィスの目のアップが映るのだが、それだけで彼が鬱屈した感情を心に秘めていることが分かる。彼は無知ではあるが、馬鹿ではない。彼は日記に自らの感情を刻々と書き連ね、何の変哲もない日々の生活からの脱却を望む心が日増しに強くなっていく。同僚に「何かがしたくなる」と相談するトラヴィス。一体その考えはどこから出てきたのか。戦争の追体験か。ヒーロー願望か。それともただの憂さ晴らしか。彼自身にも分からない。観客に分かるのは、トラヴィスが弱々しく話をしていても、彼の中には得体の知れない憎悪が常に蠢いていることだけだ。
 彼の行動は最終的には正義として人々にもてはやされることになるが、ここが映画のミソだろう。そもそも彼が”考え”を実行に移した最初のきっかけはベッツィーにふられたことだ。トラヴィスは彼女に優しくしてきた。なのにポルノ映画館に連れて行っただけで、一方的に交流を絶たれる。彼にとっては普通のことであるのに、理解されないことに苦しむ。しかしこれは普通じゃない。まさに彼は社会に溶け込めないはみ出しものなのだ。そのはみ出しものが自らの理想をかなえられずにいた時、アイリスに出会った。悪を一掃し、彼女を救い出す。その独善的とも言える発想から、トラヴィスは体を鍛え、銃を装備し、ヒモ男どもを殺す。そしてその有り得ない行動により、彼は社会から認められたのだ。
 異常な男が異常な行動を起こすことで自我を認められる。映画の根底に渦巻く、陰鬱なテーマ性がトラヴィスを通して観客に伝えられる。事件の後、彼がベッツィーに見せる疲れた笑顔は、彼のむなしさをより一層際立たせている。

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