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2012/09/30 (Sun) 10月公開のオススメ映画

アウトレイジ ビヨンド[10月6日〜]
 北野武監督・主演で悪人同士の壮絶な権力争いを描いたバイオレンス映画「アウトレイジ」の続編。関東最大の暴力団組織・山王会の抗争から5年。関東の頂点を極め、政治の世界に進出するなど過剰に勢力拡大を進める山王会に対し、組織の壊滅を図る警察が動き始める。関西の雄ともいえる花菱会に目をつけた警察は、表向きは友好関係を保っている東西の巨大暴力団組織を対立させようと陰謀を企てる。そんななか、以前の抗争中に獄中死したはずのヤクザ・大友が生きていたという事実が持ち出され、突然出所を告げられる。前作から続投のビートたけし、三浦友和、加瀬亮、中野英雄、小日向文世らに加え、関西ヤクザ役で西田敏行、塩見三省、高橋克典、桐谷健太、新井浩文らが新たに参戦。




思秋期[10月20日〜]
「イン・アメリカ 三つの小さな願いごと」「ボーン・アルティメイタム」などで知られるイギリスの俳優パディ・コンシダインの長編監督デビュー作。人生の折り返し地点を迎えた男女の破滅と希望を描き、サンダンス映画祭や英国アカデミー賞で高い評価を受けた人間ドラマ。男やもめで失業中のジョセフは、酒を飲むと怒りを抑えられず、いざこざや暴力沙汰ばかり起こす日々。そんな自分に嫌気がさし、精神的にも疲弊しきっていたある日、明るく聡明な女性ハンナと出会う。ハンナは自暴自棄になっていたジョセフを癒し、2人は次第に打ち解けていく。しかし、ハンナもまた、心の中に人には言えない闇を抱えていた……。主演は英国の実力派俳優ピーター・ミュランとオリビア・コールマン。




エクスペンダブルズ2[10月20日〜]
 シルベスター・スタローン監督・脚本・主演のもと、新旧アクションスターが集結して話題を呼んだ「エクスペンダブルズ」(2010)の続編。自らを「消耗品(エクスペンダブルズ)」と名乗る傭兵集団のもとに、東欧の山岳地帯に墜落した輸送機から積荷のデータボックスを回収してほしいとの依頼が舞い込む。それはごく簡単な仕事に思われたが、しかし、データボックスに記録された機密データを狙う凶悪な武装集団が現れて行く手を阻み、エクスペンダブルズは大切な仲間のひとりを失ってしまう。スタローンをはじめ、ジェイソン・ステイサム、ジェット・リー、ドルフ・ラングレンらが再集結し、前作ではカメオ出演だったブルース・ウィリス、アーノルド・シュワルツェネッガーも本格出演。ジャン=クロード・バン・ダム、チャック・ノリスが初参戦する。スタローンは主演に専念し、「コン・エアー」「トゥームレイダー」のサイモン・ウェストがメガホンをとった。




アルゴ[10月26日〜]
「グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち」「パール・ハーバー」のベン・アフレックが、監督のほか製作・主演も務め、イランで実際に起こったアメリカ大使館人質事件の救出作戦を描くサスペンスドラマ。1979年11月4日、イラン革命が激化するテヘランで過激派がアメリカ大使館を占拠する。52人が人質になるが、混乱の中、6人のアメリカ人が自力で脱出。カナダ大使の自宅に身を潜める。CIAで人質救出を専門とするトニー・メンデスは、6人を安全に国外へ脱出させるため、大胆不敵な作戦を立案。「アルゴ」という架空のSF映画を企画し、6人をその撮影スタッフに偽装して出国させようとする。




ル・コルビュジエの家[10月27日〜]
 20世紀を代表する建築家ル・コルビュジエがアメリカ大陸で設計した唯一の私邸で、アルゼンチン、ブエノスアイレス州都ラ・プラタに建つ「クルチェット邸」を舞台に、主人公と隣人とのもめごとをシュールな笑いと皮肉で描いたブラックコメディ。クルチェット邸に家族とともに住むデザイナーのレオナルドは、ある日、隣人のビクトルがハンマーで壁を破る音で目を覚ます。驚いたレオナルドは話し合おうとするが、ビクトルは日当たりを少し良くしたいだけだと主張して聞かない。自宅をのぞかれそうな位置に大きな穴をあけたビクトルの行動や粗野な物言いに、レオナルドは脅威を感じ、次第にパニックに陥っていくが……。




ザ・レイド[10月27日〜]
 ジャカルタのスラム街を舞台に、警察の特殊部隊とギャングが繰り広げる壮絶な戦いを描いたインドネシア発のバイオレンスアクション。麻薬王が支配し、ギャングや殺し屋、ドラッグの売人の巣窟となっている高層ビルに、ジャカルタ警察のSWATチームが強制捜査に入る。しかし作戦の情報は筒抜けになっており、20人の隊員は無数のギャングを相手に激しい戦いを強いられ、ひとりまたひとりと命を落としていく。世界50カ国以上の軍隊で採用されている格闘術「シラット」を駆使したアクションシーンなどが話題となり、第44回シッチェス・カタロニア国際映画祭ほか世界各国の映画祭で高い評価を獲得。全米でも公開され、続編の製作やハリウッドリメイクも決定した。




危険なメソッド[10月27日〜]
「ヴィデオドローム」「ザ・フライ」の鬼才デビッド・クローネンバーグが、「ヒストリー・オブ・バイオレンス」「イースタン・プロミス」に続き、ビゴ・モーテンセンとコンビを組んだ歴史心理ドラマ。若き心理学者カール・ユングは、恩師である精神分析学者ジークムント・フロイトとともにひとりのロシア人女性患者の研究を進めていくが、やがて彼女の存在がユングとフロイトの関係に変化をもたらす。主演はキーラ・ナイトレイ。モーテンセンがフロイトを演じ、「イングロリアス・バスターズ」のマイケル・ファスベンダーがユングに扮する。




終の信託[10月27日〜]
「Shall we ダンス?」「それでもボクはやってない」の周防正行監督が、現役弁護士・朔立木の小説「終(つい)の信託」を自ら脚本化し、終末医療を題材に描くヒューマンドラマ。不倫関係にあった同僚の高井から捨てられ、失意のどん底にいた医師の折井綾乃は、重度のぜん息で入退院を繰り返す患者の江木秦三の優しさに触れ、次第に心の傷が癒されていく。綾乃と秦三は医師と患者という関係を超えて強い絆で結ばれていくが、秦三の病状は悪化し、心肺停止状態に陥ってしまう。自らの死期を悟っていた秦三に、「もしもの時は早く楽にしてほしい」と頼まれていた綾乃は、ある決断を下すが……。草刈民代と役所広司が「Shall we ダンス?」以来16年ぶりに共演。




声をかくす人[10月27日〜]
「普通の人々」「リバー・ランズ・スルー・イット」のロバート・レッドフォードが、「大いなる陰謀」以来5年ぶりにメガホンをとった歴史ドラマ。リンカーン大統領暗殺の罪に問われ、アメリカ合衆国政府によって処刑された初めての女性メアリー・ラサットの隠された真実を描く。南北戦争終結直後の1865年、第16代アメリカ合衆国大統領エイブラハム・リンカーンが暗殺される。犯人グループはすぐに捕えられ、犯人一味にアジトを提供したという理由で、下宿屋を営む南部出身の女性メアリー・サラットも逮捕される。メアリーの弁護を引き受けることになった北軍の英雄フレデリックは、メアリーがある秘密を守るため自ら犠牲になろうとしているのではないかと考えるが……。フレデリック役のジェームズ・マカボイ、メアリー役のロビン・ライトほか、ケビン・クライン、エバン・レイチェル・ウッドら実力派俳優がそろう。



高地戦[10月27日〜]
「映画は映画だ」「義兄弟」のチャン・フン監督が、朝鮮戦争の高地戦を壮大なスケールで描き、2011年韓国で大ヒットを記録した戦争アクションドラマ。1953年、朝鮮戦争の停戦協議は難航し、南北の境界線を争う高地では、領地を奪っては奪い返す激しい攻防が続いていた。そんなある日、韓国諜報隊員のカン中尉は、激戦区のエロック高地に人民軍の内通者がいるという情報を詳しく調査するため、現地に赴く。カン中尉はそこで、かつての学友スヒョクと再会するが、心優しい青年だったスヒョクは過酷な戦場で変わり果て、冷徹な人間になっていた。地獄のような日々が続く高地で、兵士たちは一刻も早い停戦だけを願って生き続けていたが、ついに極限を超えた日が訪れる。脚本は、「JAS」の原作者として知られるパク・サンヨン。

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2012/09/22 (Sat) アベンジャーズ(映画館で鑑賞)

アベンジャーズ

監督 ジョス・ウェドン
出演 ロバート・ダウニー・Jr
   クリス・エヴァンス
   マーク・ラファロ
   クリス・ヘムズワース
   スカーレット・ヨハンソン
   ジェレミー・レナー
   サミュエル・L・ジャクソン
   トム・ヒドルトン

あらすじ
 自ら開発したパワードスーツをまとったアイアンマンとして戦う、億万長者で天才発明家のトニー・スターク、70年間の眠りから覚めた伝説の戦士キャプテン・アメリカ、神の王の息子で神々の国アスガルドから追放されたソー、怒りにより巨人ハルクに変身する科学者ブルース・バナー、女スパイのブラック・ウィドウ、エリートエージェントで弓の達人ホークアイは、人類史上最大の敵の襲来に備えた「アベンジャーズ」として召集される。しかし強大な敵を前にしても、個性が強すぎる彼らはチームとしてなかなかまとまらず・・・。

評価 5点5点中)

レビュー
 今年、一番楽しみにしていたと言っても過言ではない。というか、製作が発表されてほぼ7年。ついにマーベル・シネマティック・ユニバースのフェーズ1が完結するのだ。今まですべてのシネマティック・ユニバース作品を見てきたが、まさに締めくくりにふさわしい最高の作品だ。
 まずマーベルのヒーローが一つの映画の中に集合するというだけで、ワクワクする。あれだけのヒーローをどうやってまとめるのだろうか、という心配もあったが杞憂に終わった。2時間半という長い上映時間を全く感じさせないほどスピーディーでだれることのない展開、その中で一人一人のキャラクターを丁寧に描いている。アイアンマンは(もともとキャラが立っていたが)ナルシストで自己中心的。ソーは超然とした態度で人間を侮蔑する。ホークアイは開始早々敵に操られ、普段は温和なバナーもキレたらハルクに大変身。それを正義の名の下に必死でまとめようとするキャップ。それぞれがチームの一員として成長していく様も見ていて面白い。
 アクションシーンはむろん、素晴らしい。(若干「トランスフォーマー ダークサイド・ムーン」に似て無くもないが・・・)ものすごい数のチタウリが襲来。序盤は少しずつやっつけるものの、敵があまりに膨大で決着がつきそうにない。だが全員が集まったとき、一気に形勢逆転。まさに王道ヒーロー物の展開。それでいて所々に現代的なコメディ要素(主にトニーとハルク)が加わるから、まったく飽きが来ない。IMAXで見たせいかもしれないが、3D効果は存分に発揮されていた。あまりにも激しいから、少し目が疲れたが、その疲れさえも爽快感の伴うものだ。
 おそらくマーベル・シネマティック・ユニバースの中で、この作品を初めて見た方もいるだろう。だがそれでも間違いなく最高に楽しめる。さらに随所にちりばめられた小ネタも知っていれば、なおさら満足できるはず。
 本当に見て良かった。最後のあるシーンのせいで、余計に続編が見たくなってしまった。今年一番のアクション大作映画である。

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2012/09/17 (Mon) 銀河ヒッチハイク・ガイド(家で鑑賞)

銀河ヒッチハイク・ガイド

監督 ガース・ジェニングス
出演 マーティン・フリーマン
   モス・デフ
   サム・ロックウェル

あらすじ
 ある日、世界各国の上空に現れた無数の巨大なヴォゴン人の宇宙船。彼らの目的はただひとつ、銀河バイパス予定地である地球を爆破すること。かくして地球の歴史は、一瞬にしてその幕を閉じたのだった…。
 そんな中、平凡な英国人男性アーサー・デントは彼の15年来の友人フォードに窮地を救われる。実はベテルギウスの近くを出身とするフォードの本来の職業は、銀河系最大のベストセラー『銀河ヒッチハイク・ガイド』の編集者。ヴォゴン建設船団の宇宙船をヒッチハイクすることによって、ふたりは間一髪、地球を脱出することができたが・・・。

評価 4点(5点中)

レビュー
 原作もラジオ版もドラマ版もまったく知らない。だけどそんな素人目から見ても、とても良くできたSFコメディだ。これを見ると原作も読みたくなる。
 まず捻りの利いたイギリスらしいジョークのやり取り。オープニングの徹底的に”人間”をこき下ろした歌も冴えてる。それにキャラの立った登場人物が絡んでくるから、まったく飽きが来ない。
 しかも彼らそれぞれにどこか魅力があって、嫌いになれない。主人公のアーサーみたいに、自己主張の薄いキャラクターは他の人物に食われがちだが、彼は違う。自分が「ちっぽけな存在」だと気づきながら、他の人間を見下している、実はアクの強いキャラだ。彼の親友フォードは死の危険が迫っても、妙に冷静で笑いを誘う。それなのに時々変になるのがたまらなく面白い。”銀河大統領”については言うまでもないから、自分の目で見て欲しい。
 何よりも好きなのが、欝気味のロボット・マーヴィン。素晴らしい頭脳を持ちながら、どうでもいい仕事ばかり任されるのに辟易し、いつもぼやいている。そのぼやきがロボットとは思えないぐらい人間くさいのだ。
 こういったコメディ要素ももちろんだが、一番笑えるのは「人類の起源」というテーマをしっかりと扱っている点だ。どこぞの「プロメテウス」と同じである。だがその切り口がある意味斬新だし、あまりにも突飛で馬鹿げているから笑うしかない。
 「人類の起源」なぞどこへやら。観客が求めるのはアーサー一行の愉快な珍道中。ただそれだけなのだ。

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2012/09/17 (Mon) プロメテウス(映画館で鑑賞)

プロメテウス

監督 リドリー・スコット
出演 ノオミ・ラパス
   マイケル・ファスベンダー
   シャーリーズ・セロン

あらすじ
 地球上の古代遺跡で人類の起源にかかわる重大な手がかりを発見した科学者チームが、その謎を解明するため宇宙船プロメテウス号に乗り、未知の惑星を訪れる。しかし、そこには人類が決して触れてはならない、驚きの真実が眠っていた……。

評価 4点(5点中)

レビュー
 一つ言えるのはエイリアン・サーガのファンなら間違いなく満足できる、ということだ。正直この作品は続編があること前提と言える。それに数々の引用や、エイリアン・シリーズとの関連性の暗示に気づくことができれば十分だ。
 実際、私はそれなりに満足した。序盤、漆黒の宇宙に浮かぶ惑星や、その地表面など美しい映像がこれでもかと映し出される。ここ最近映画館で「宇宙もの」を見ていなかったせいか余計に感動してしまった。
 その後の乗組員の紹介場面は面白くない。「エイリアン」でこの場面が記憶に残っている理由は、その独特の生活感や最先端の技術を普通に扱っている点が上手く描かれていたからだ。今回はその辺は適当に、早々と探索に出かけてしまう。個人的にうんざりしたのはこの探索シーン。幾度となく出かけて「何かを見つける→大喜びする→異変に気がつく→脱出」の繰り返しで、ワンパターンだからだ。しかも初めの方は犠牲者が出るわけでもないから、さらにだれる。
 未知の生命体が登場した後もいまいちテンションが上がらない。「エイリアン」の時のように宇宙船という密室空間でいきなり襲われるわけでもなく、「エイリアン2」のように大群で押し寄せても来ない。この登場人物たちは自分で自分の首を絞めてるに過ぎないのだ。だからどのキャラクターも、どういうわけか感情移入できず「自業自得」といった感じが漂う。
 だがそのキャラクターの中でも唯一素晴らしいのが、マイケル・ファスベンダー演じるアンドロイド、デヴィッドだ。「アラビアのロレンス」の台詞を口ずさみながら、髪の毛をロレンスのように整える。誰もいない薄暗いプロメテウス号の中を整然と歩く彼の姿は、不気味でいてどこか哀愁漂う。任務を遂行するための純粋な行動なのか、それとも悪意があっての行動なのか、かなり微妙なのも魅力の一つだ。従来のアンドロイド像を覆すまでには至っていないが、彼は新しい形を提示することには成功した。
 結論として「人類の起源」は結局は明かされない。でもSFが好きなら、そのストーリーには心が躍るだろうし、宇宙船の造形や近未来風の武器・乗り物も楽しめるだろう。久々に「宇宙もの」で満足できた。是非とも次回作が見たい。

 ちなみに「エイリアンの起源」にはかなり迫っている。なにしろ創造主がリドリー・スコットだからね。

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2012/09/15 (Sat) スーパー・サイズ・ミー(家で鑑賞)

スーパー・サイズ・ミー

監督 モーガン・スパーロック
出演 モーガン・スパーロック

あらすじ
 アメリカで、肥満に陥った少女2人が「原因はマクドナルドにある」と訴訟を起こした。論争の末、裁判所の下した判断は「原告は、マクドナルドの食品が人体に有害であると証明できなかった」というもの。これを知った監督のモーガン・スパーロックはその因果関係を自ら証明をしようと考えた。それは「1ヶ月間マクドナルドの食品を食べ続ける」という過酷な実験だった。

評価 4点(5点中)

レビュー
 小学生の頃に初めてこの映画を見た。そのときはまだドキュメンタリーに手を伸ばしておらず、見たとしても「自然・野生動物」といったものばかり。だから「スーパー・サイズ・ミー」はある意味で、僕にとって記念すべき作品なのだ(ここからマイケル・ムーアに走った)。
 まず、この映画が及ぼした影響がとても大きかったという事実は間違いない。現にアメリカのマクドナルドはスーパー・サイズを廃止したわけだし、「スーパー・サイズ」という言葉自体も(色々と無駄にでかい)アメリカを象徴する言葉になった。
 現に見ていてすごく面白い。この手の記録映画の良さはやはり、映画を作る人自らが実験台になる点だろう。ためになるだけでなく、「山のようなファストフードを食べて苦しんでいる人を見る」ことだけでも映画として成立している。しかし面白さと、実験そのものが成功したかどうかは別だ。
 スパーロックが食したハンバーガーの量は明らかに通常よりも多いし、メニューを選ぶ基準も曖昧だ。肝臓の硬化についても、様々な人が指摘しているとおり、ファストフードが原因になったかどうかは触れられていない。実際、映画に登場する「ビッグマック狂」の人は何年もビッグマックを食しているのにも関わらず、(少なくとも映画が完成した時点では)健康に被害が出ているようには見えない。
 こういった実験が基準を設ける上でとても難しいことは重々承知だ。それに僕個人の意見として、映画としての面白さを追求するなら信憑性は重要ではない、というのがある。ただしあくまでも「映画」としてだ。もしこれを現実の社会問題への提起として扱うなら、もっと完璧な実験が必要だろう。(「様々な専門家からの意見」のシーンはハッと息を呑むような話も多く、切り口も多種多様で良かったが。) 
 ぼくたち日本人からすると「何を大げさな・・・」という気がしなくもない。だけどアメリカ人からしたらこれは大問題だ。ファストフードはアメリカの歴史と言っても過言ではない。その偉大な存在に対し、疑問を投げかけたこの映画の試みは素晴らしい。
 安くてうまい。あの悪魔的ピエロの誘惑に打ち勝てるかどうかはあなたにかかっている。




(実のところ僕はこの映画を見ると、無性にマクドナルドに行きたくなる。ビッグマックをむさぼり、ポテトをつまみながら、コーラをすする。あー食べたい。)

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