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2012/11/30 (Fri) コンサート・フォー・ジョージが24時間限定で無料視聴可能

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ジョージ・ハリスン | trackback(0) | comment(0) |


2012/11/25 (Sun) シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語(映画館で鑑賞)

シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語

監督 アンドリュー・アダムソン
出演 エリカ・リンツ
   イゴール・ザリポフ
   ジョン・クラーク


あらすじ
 世界50カ国以上から集まった約1200人のパフォーマーによるエンタテインメント集団「シルク・ドゥ・ソレイユ」のラスベガス公演「O(オー)」「KA(カー)」「LOVE(ラブ)」などを中心に、異世界に迷い込んだ主人公の女性エイミーが、運命の青年を探し求める姿を描くラブファンタジー。映画オリジナルのストーリーを展開しながら、「シルク・ドゥ・ソレイユ」の幻想的なパフォーマンスを3Dでスクリーンに映し出す。


評価 4点(5点中)


レビュー
 「Michael Jackson: The Immortal World Tour」も今年度前半期のツアーで世界最高の興行収入をたたき出すなど、順調に巨大化し続けるシルク・ドゥ・ソレイユ。正直この映画の宣伝が始まったとき、「あー、ついに映画にまで手出しちゃったか〜」と否定的であった。とは言いつつも、なんだかんだ言ってシルク・ドゥ・ソレイユ大好きなのでIMAX3D版で見に行ってしまった。

 映画はいつものシルク・ドゥ・ソレイユのショーと同じく、主人公が現実世界から幻想の世界へ旅立つシーンから始まる。エリカ・リンツが比較的小柄だからか、どことなくエキゾチックな容姿も相まって既に現実じゃないような気もしたが。

 その後は狂言回しの役割を果たすピエロに誘われ、消えた「エアリスト」を探す旅に出る。基本コンセプトはこんな感じである。実際は今現在、常設シアターの形式で興行されている"O" "KA" "Mystère" "Zumanity" "Criss Angel Believe" "Viva Elvis" "Love"("Viva Elvis"のみ今年の8月31日に終了)の場面を本映画用に撮影。若干演出の違いはあるものの、ほぼ正確に再現されている。

 特筆すべきは3D効果による映像美であろう。今回はIMAXで見たというのもあるが、普段では見ることのできない角度から撮影された数々のパフォーマンスはかなり見応えがある。その「映画」ならではの効果を最大限に使っていたのが"KA"の垂直に立ち上がる床での戦闘シーン。普段の観客は真正面からしか見ることができないが、今回は真横から映すことであたかも水平な場所で闘っているかのように見せている。スローモーションも上手く使われていて、非常に臨場感溢れる仕上がりとなっていた。

 だがそのスローモーションそのものははっきり言って良くない。というのも、要所要所で上手く使っている場合もあったのだが、ほとんどのシーンはスローモーションを使うことで逆に迫力が失われていた。シルク・ドゥ・ソレイユ特有のスピード感溢れるパフォーマンスを台無しにしていた。安易に使うことでいかにも映画的な「カッコイイ」演出が逆に作用してしまったのだ。しかし、先ほども挙げたように「映画ならではの観点」で作り上げたのは評価できる。"O"の水中の映像は間違いなくここでしか見られない。

 もう一つ良かったのが(というかこれが見たくて鑑賞したようなものだが)、"Love"の音響だ。ビートルズとのコラボレーションで生み出されたこのショーは、ビートルズの楽曲をふんだんに使用している。この映画では"O" "KA"と共にフィーチャーされていて、頻繁に登場した。他のショーはDVD化されていて見ようと思えば見られるのだが、"Love"は製作過程のドキュメンタリーのみなので、正直かなり嬉しかった。しかもIMAXのサラウンドでビートルズの楽曲が聴けるとなると、そりゃテンションは上がる。

 ほとんどのショーはラスヴェガスなど遠い場所での上演だから、なかなか見られないショーを見に行くという意味でも非常に価値がある。改めてシルク・ドゥ・ソレイユの素晴らしさ、そして商魂のたくましさを思い知った。なにしろ、全てのショーが良いところで次のに切り替わるから、ちょっとずつ物足りないのだ。これを見てしまうと、本物を見に行かずにはいられない。

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2012/11/23 (Fri) アルゴ(映画館で鑑賞)

アルゴ

監督 ベン・アフレック
出演 ベン・アフレック
   ブライアン・クランストン
   アラン・アーキン


あらすじ
 1979年11月4日、イラン革命が激化するテヘランで過激派がアメリカ大使館を占拠する。52人が人質になるが、混乱の中、6人のアメリカ人が自力で脱出。カナダ大使の自宅に身を潜める。CIAで人質救出を専門とするトニー・メンデスは、6人を安全に国外へ脱出させるため、大胆不敵な作戦を立案。「アルゴ」という架空のSF映画を企画し、6人をその撮影スタッフに偽装して出国させようとする。


評価 5点5点中)


レビュー
 ベン・アフレック監督長編3作目。前2作は良くできたサスペンスだった。さすがに3作目となると、できの善し悪しも出てくるのではないかという不安があった。しかし杞憂に終わった。それどころか彼の監督作では一番の完成度を誇る傑作だった。

 今回ベンが演じるのはむさ苦しいCIAエージェントのトニー。髭はぼうぼうで、着ている服も若干よれよれだが不思議とこれが似合っている。「ザ・タウン」の彼ははっきり言って役柄にフィットしていなくて、せっかくのサスペンスがたまにメロドラマになっていた。だが「アルゴ」の彼はやり手だが、内省的で天才肌というよりは努力家のエージェントだ。だからこそ彼自身の身の丈にぴったりと合ったのだろう(ただし本物のトニーはラテン系のアメリカ人。この部分を無視したのは頂けない)。

 その彼の脇を名優たちが固める。アラン・アーキンとジョン・グッドマンは映画で唯一心温まる存在。CIAの外部から作戦を手助けするのだが、この「アルゴ」の製作過程が意外と面白い。一見すると馬鹿げているのに、本気で製作(に見せかける)しようとする彼らの姿はまさにスパイ映画と同じだ。

 だがなんといっても、トニーが単身イランに乗り込んでからが俄然面白くなってくる。入国した瞬間から画面は異様な緊迫感に包み込まれ、不穏な空気を漂わせる。実際の映像とほぼ同じように作り込んでいるから、リアリティに溢れている。特に大使館が襲撃されるシーンは本当に恐ろしい。デモが暴動へと変わる瞬間を上手く描いている。

 そしてトニーと6人の外交官は脱出へと踏み切る。誰も銃を引き抜くわけでも、変装マスク(軽く服装は変えるが)も着用しない。だけどその脱出劇は最高にスリリングで、並大抵のスパイ映画を凌駕する。結末はだれでも知っているが、ここから先はあえて触れないでおく。是非自分の目で確認して欲しいのだ、手に汗握る最高のサスペンス映画を。

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2012/11/18 (Sun) 危険なメソッド(映画館で鑑賞)

危険なメソッド

監督 デヴィッド・クローネンバーグ
出演 マイケル・ファスベンダー
   キーラ・ナイトレイ
   ヴィゴ・モーテンセン

あらすじ
 若き精神科医カール・ユングは、ある時ザビーナというロシア人女性患者の担当医となる。彼は熱心に彼女の心理状態を研究し、回復へと導こうとする。そんな中ユングは著名な精神科医ジークムント・フロイトと出会う。フロイトと心理学についての白熱した議論を交わし交流を深めていくユング。しかしフロイトの紹介でグロス医師の担当医となってから、ユングのザビーナに対する心境に変化が生じる。

評価 4点(5点中)

レビュー
 精神医学の礎を築いた二人の出会いと決別を描いた作品。クローネンバーグの作品にしてはとても内省的で落ち着いた映画だが、蓋を開ければ「危険なメソッド」は間違いなく彼の作品だと確信した。

 ユングとフロイトの出会いのシーンは非常に面白い。マイケル・ファスベンダー演じるユングは冷静沈着でいかにも「精神科医」だが、内にはあふれ出んばかりの情熱が潜んでいる。自分の中に潜む矛盾した二つの感情を必死で抑えつけようとしているのが目に見える。そしてフロイトに扮するヴィゴ・モーテンセン。とても博識で雄弁な人物だが、実は傲慢で自分がトップでないと気が済まない。それは裏を返せば、ユングに対する劣等感の表れでもある。様々なシーンで彼が時折見せる表情は、彼が持つ”脆さ”である。二人とも役に完璧になりきっているから、丁寧な言葉でやり取りされる手紙の議論でさえも、手に汗握るものとなる。

 しかし、実際のところこの映画が主軸に置いているのは「ユングとフロイトの師弟対決」ではない。「ユングとその患者ザビーナの逢瀬」である。いや、これはこれで面白いのだがどうも物足りない。

 その理由の一つはザビーナ役のキーラ・ナイトレイの演技力が追いついていないことだ。初めの彼女が見せる演技は大げさ以外の何でもない。手を振るわせ、目を見張り、歯をむき出してとにかく暴れる。冷静なユングとのギャップのせいで、彼女の演技はパロディにしか見えない。だがその後がもっと良くない。”大げさな演技”は影を潜めるが、今度は繊細すぎて、ただでさえスローペースな映画の展開をさらに遅くする。映画の中で数年は経っているのだが、彼らの間柄はいつまで経っても微妙なまま。関係を持ってからは、むき出しのマゾヒズムに初めは驚くがそれさえもマンネリ化する。ユングとフロイトの方はあっさり終わるのに、だ。

 上手く描けているのは明らかにユングとフロイトの方だ。思い出すシーンもほとんどが彼らが対話する場面ばかり。精神科医が分析を進めるうちに、自分自身が分析され、新たな自己を見いだす。このコンセプトは悪くないのだが、いつまで経っても学生にしか見えないザビーナは味付け程度にしておくべきだった。もし”このザビーナ”ももう少しカリスマ性があれば「精神学者の三つ巴の戦い」が成立したかもしれない。

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2012/11/17 (Sat) 思秋期(映画館で鑑賞)

思秋期

監督 パディ・コンシダイン
出演 ピーター・ミュラン
   オリヴィア・コールマン
   エディ・マーサン


あらすじ
 男やもめで失業中のジョセフは、酒を飲むと怒りを抑えられず、いざこざや暴力沙汰ばかり起こす日々。そんな自分に嫌気がさし、精神的にも疲弊しきっていたある日、明るく聡明な女性ハンナと出会う。ハンナは自暴自棄になっていたジョセフを癒し、2人は次第に打ち解けていく。しかし、ハンナもまた、心の中に人には言えない闇を抱えていた……。


評価 5点5点中)


レビュー
 「イン・アメリカ」の冴えない父親役だったパディ・コンシダインの初監督作。それも非常に優れた初監督作だ。もしかすると本年度ナンバー・ワンかもしれない。
 
 ジョセフは画面に映った時から苛ついている。彼の内部で煮えくりかえった何かがたぎっているのが、手に取るように分かる。その彼が愛犬のあばらを蹴って殺してしまう、というシーンから映画は始まる。何とも陰鬱な始まり方だ。
ミュランはジョセフの複雑な心情を、しかめっ面を少しずつ変化させて巧みに演じた。どのシーンでもほとんど怒っているが、その後彼が見せる哀しみには心を突き動かされる。そしてその彼の再生を願わずにはいられない。

 この後ジョセフはハンナと出会うのだが、前半はしばらく「いかにも」な展開だけが待っている。ハンナは夫からたびたび暴力を受けており、それを知ったジョセフは次第に心を開いていく。独立系の小作品にありがちな「救いの物語」だと思うだろう。だが「思秋期」はここから本領発揮する。その一つはジョセフの友人の葬式のシーンだ。”葬式”がこの映画でもっとも幸せに満ちあふれたシーンなのだ。悲しみながらも誰もが歌い、踊り、そして笑う。心が傷ついたジョセフも、アザだらけのハンナも本当に幸せそうだ。

 だがこの後明かされる真実が息を呑むほど衝撃的だ。この映画が他とは一線を画す最大の理由だろう。抑圧されたハンナの心の闇の深さに驚かされる。それでいて「自分でも同じ事をするだろう」という共感を呼ぶのだから、なおさらだ。それもハンナ役のコールマンの緩急つけた演技のおかげだろう。物静かで信心深い彼女が豹変したとき、それはあまりにリアルで見ている方も苦しくなる。エディ・マーサンが演じた夫の気味悪さは人の嫌悪感を煽り、DVという行動の陰惨さを浮き彫りにする。こんなに恐ろしく痛々しい関係はなかなか描けない。

 そう。この映画の登場人物たちは誰も彼もが変なのに、とても自然で観客の共感を呼ぶ。ジョセフが劇中で言う言葉にこういう物がある。「行動を起こすか起こさないかが、自分とハンナ側と世間側の違いだ」と。誰もが程度の大小はあれど、怒りを抱えそれを発散したがっている。ジョセフとハンナはその象徴であり、私たちの代わりに”行動”に移した。それは非常に大きな代償を伴う行動ではあるが、ある意味で救いでもある。だがいつまでも同じでは、結局救われない。自己嫌悪に陥り、また繰り返すだけだ。

 究極の事態に直面したとき、彼らがどう動くのかは自分の目で見て欲しい。とても静かでおだやかだが、真の感動を呼び起こしてくれる。人間が持つ様々な感情を、一つの映画にどうやって押し込めたのか。隙のない素晴らしい映画である。


↓劇中のBGMも素晴らしかった。これはその一つ。

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4.5点〜3.5点=面白い
3点〜2.5点=微妙
2点〜1点=駄作
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