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2017/10/10 (Tue) レゴ ニンジャゴー ザ・ムービー

lego_ninjago_movie.jpg


原題    The Lego Ninjago Movie
公開    2017年
上映時間  101分
製作    アメリカ/デンマーク

監督    チャーリー・ビーン/ポール・フィッシャー/ボブ・ローガン
脚本    ボブ・ローガン/ポール・フィッシャー 他

声の出演  デイヴ・フランコ
      ジャスティン・セロー
      ジャッキー・チェン


あらすじ
 ニンジャゴーシティーに住む少年ロイドは、実の父親が悪の帝王ガーマドンであることを理由に、町中の人から嫌われていた。そんな彼の裏の顔は正義の味方グリーン・ニンジャであり、チームのリーダーとしてガーマドンの手から街を守っていた。しかし父親との確執が原因で、ロイドは使ってはならないとされていた最終兵器を使用してしまい、その結果チームは壊滅に追い込まれ、街も破壊されてしまう。名誉回復のため、そして真のニンジャとなるために、ロイドは仲間と共に最終“最終兵器”を探す旅に出る。





鑑賞日   17年10月7日
鑑賞方法  映画館
評価    3点


レビュー
 レゴの映画シリーズもついに3作目、スピンオフとしては2作目ですが、今回はレゴ自身が持つおもちゃライン「ニンジャゴー」の映画化です。とはいえ、元々人気のシリーズだったため、すでに子供向けの3Dアニメとしては映像化されていて、それもすでにシーズン7に達しているとのこと。それをいかにして、映画という媒体ならではの表現を用いて調理をするかが見ものでしたが、良くも悪くも「子供向け」というカテゴリーからは離れていないアニメに仕上がっていました。

 『レゴ バットマン』ではDCおよびワーナー・ブラザース映画のパロディのオンパレードでしたが、今回は戦隊ヒーローや古き良きカンフー映画などからのオマージュをメインに笑いを生み出しています。忍者にも関わらず、真昼間の大都市をロボットに乗り込み戦う様は日本人には別の意味で笑いがこみ上げてきますが、そういったバカらしさも含めて難しすぎないジョークに好感が持てます。ただこのシリーズの問題として、言葉遊びが多数見られるため、その全てを字幕・吹替では楽しむことができないのが難点でしょうか。上のポスターにも記載されている「内なるピースを探せ」という言葉も、「内なる平和(ピース)を求めよ」という『ベスト・キッド』フォロワーでは定番のキーワードを文字っていますが、これですらもなかなか表現が難しい。

 そうはいっても、これらの問題点はまさに1ピース1ピース、子供向けだと思って妥協せずにこだわり抜いて作られていることに起因しているのでしょう。幅広いターゲットに楽しんでもらおうと製作陣が試行錯誤した形跡を、簡単に推し量ることができます。ですが、やはりベースとなっているのは子供向け玩具の子供向けライン。初期の敵であるガーマドンを主軸としたストーリーに決着をつけるために、展開は詰め込みすぎのきらいがあるのです。
 序盤のロボット同士の戦闘はレゴ映画シリーズ中でも屈指の迫力で、とても手のひらサイズのミニフィグが繰り広げているとは思えませんが、実際はほとんどが起承転結の「起」に相当する部分なので、そのあとの落差も含め退屈に思えるでしょう。また主人公ロイドの友人たちで、同様にニンジャでもある面々のストーリー上の活躍が実質ここがピークであることも期待はずれでした。普通の学生が実はスーパーヒーローで…という誰しもが憧れた展開で学園生活は不可欠な要素ではないのでしょうか。もちろん後述する大テーマがあるため、とてもじゃありませんが盛り込めないことは理解できますが、それでもあれだけユニークなキャラクターたちがもったいないというのも事実なのです。

 さて、ではこの映画のテーマは一体なんでしょうか。「努力を怠らなければ誰しもが強くなれる」? 「信頼こそ仲間との友情の鍵」? 「親子の愛情は簡単に断ち切れるものではない」? 脚本で重点が置かれているのは一番最後でしょう。ロイドとガーマドンの関係はなかなかにハートフルで、彼らが旅を通じて親子としての情を取り戻す様子も非常に丁寧に描かれています。ジム・クローチの"I Got a Name"をバックに2人がキャッチボールの練習をする場面で、心が温かくならない人は絶対にいません。
 しかしながらそのほかのテーマもそこそこ描きたいのか、結果として終盤の展開はアクションを除いていまいちまとまりが無いのです。どれもが他のレゴムービー同様に奥深い主題を提示できる可能性があったにも関わらず、そのどれもが中途半端なために「クオリティの高いTVムービー」の域を出ないのが残念なところでしょう。

 80〜90年代のカンフー映画、それに影響された子供向け映画の数々を今でもこよなく愛する人にとってはなかなかに楽しめる映画でしょう。(当然ジャッキーの起用にも意味があります。)時間を割いてまで見る必要はないかもしれませんが、見て後悔するような代物でもない。それどころか少しだけほっこりした気持ちにしてくれる、とにかくまあまあな映画なのでした。

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