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2011/05/22 (Sun) キッズ・オールライト(映画館で鑑賞)

キッズ・オールライト

監督 リサ・チョロデンコ
出演 アネット・ベニング
   ジュリアン・ムーア
   マーク・ラファロ

あらすじ
 ニック(ベニング)とジュールス(ムーア)は結婚して、南カリフォルニアで暮らすレズビアンのカップル。彼女たちにはそれぞれ子供がいて、家族4人で暮らしているが、ジュールスの息子で弟のレイザー(ジョシュ・ハッチャーソン)は、大学進学で家から出てしまう姉のジョニ(ミア・ワシコウスカ)に頼み込み、自分たちの父親(人工授精の精子提供者)を一緒に探しだそうとするが……。

評価 5点5点中)

レビュー
 この映画にも良い意味で裏切られた。家族という完成されたグループの中に「ほぼ」赤の他人が入り込んできて新しい家族を再構成する、というよくあるアメリカの映画かと思いきや全く違った。この映画では精子提供者であるポール(ラファロ)と出会ったせいで、完璧だったはずの家族が少しの溝から崩壊していくという全く逆の内容であった。といっても、暗い内容ではなく予告編通り基本的には明るいタッチで描かれている。
 ジョニとレイザーは自分たちの遺伝学上の父親にあったせいで、親への不満が爆発する。ジュールスはレズビアンであるはずなのにポールと関係を持ってしまう。そして家族の中心的存在であったニックは一人蚊帳の外でポールに不快感を露わにする。この映画で描かれている「人間関係」はリアリティに満ちあふれていて、初めてジョニとレイザーがポールに会ったときの気まずい感じなどがとても丁寧に表現されている。ワシコウスカはアリス・イン・ワンダーランドのときのような「空っぽの人形」みたいな演技ではなく、高校を卒業したばかりの「子供でもないが大人でもない」ジョニそのものになりきっている。母親達を演じるベニングとムーアは対照的な演技ながらも二人とも相手の役に呑まれることなく存在感を発揮している。結果的に家族は「部外者」ポールのせいで、家族の重要性、誰一人欠けてはならないのだということを再認識させられる。なんとも皮肉な話だが、監督はそれを温かみあふれるタッチで見事に描き出した。

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