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2011/05/30 (Mon) アジャストメント(映画館で鑑賞)

アジャストメント

監督 ジョージ・ノルフィ
出演 マット・デイモン
   エミリー・ブラント

あらすじ
 バレリーナのエリースに一目ぼれした政治家のデビッドは、決められた運命を逸脱しないよう世の中を監視している「アジャストメント・ビューロー(運命調整局)」に拉致されてしまう。同局は、本来なら出会う運命にはないデビッドとエリースを引き離そうとするが、2人はその運命にあらがう。

評価 2.5点

レビュー
 まず初めに言っておくが、映画としては良くできていてクライマックスのチェイスシーンも結構楽しめる。だが原作を読んでしまうとかなり物足りなくなってしまうだろう。
 原作ではラブストーリーなどに重点は置かれず(というかそんな様子さえない)、ひたすら調整班(映画の運命調整局)の不気味さが描かれている。だがこの映画においてはラブストーリーを物語の主軸においたのは成功であり、失敗でもあった。コレにより得られるメリットは「物語を映画用に長くできる」「ストーリーに緩急がつけられる」といった物があるが、デメリットは何よりもめんどくさくなることである。主人公に説明するだけでもかったるいのに、その彼女にまで事態を完璧に理解させるのは不可能であり、その結果なぜかヒロインが状況をしっかり把握しているという(戸惑うのは数分)無理が起こる。さらにキャラクターの人物描写が浅く、「デビッドとエリースがなぜ惹かれあったのか」「運命調査局の人間がなぜデビッドに力を貸したのか」などが「感情によるもの」と適当な理由で終わっている。結末でさえそうなのだ。これでは観客は納得できるはずもなく、最後になぜかすっきりしない感情が残る。それと運命調整局の人間の設定の曖昧さも気になる。人間みたいな天使といった立ち位置で存在のリアルさに欠け、帽子の能力もはっきりしていない。議長の存在を神のように扱っているところも欧米的で鼻につく。
 だがフィリップ・K・ディック原作の映画としてではなく、普通のSF作品としては平均以上どころかトップクラスの面白さだと思う。上に書いたのはあくまでも僕個人の意見であり、あまり参考にはならないだろう。それに主演はマット・デイモンである。彼の演技力が政治家という特異なキャラクターを自然な物に見せている。彼のおかげでこの映画は一気にレベルアップしていて、ぼくがディックのファンで無ければ4.5点はあげられる。映画館に行って1800円(大人料金)支払っても全然損はない。むしろおつりが来るくらいだと思う。

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見よっかな~☆

2011/05/31 21:06 | ILHF [ 編集 ]


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