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2012/03/12 (Mon) ドラゴン・タトゥーの女(映画館で鑑賞)

ドラゴン・タトゥーの女

監督 デヴィッド・フィンチャー
出演 ダニエル・クレイグ
   ルーニー・マーラ
   クリストファー・プラマー

あらすじ
 経済誌「ミレニアム」の発行責任者で経済ジャーナリストのミカエルは、資産家のヘンリック・ヴァンゲルから40年前に起こった少女ハリエットの失踪事件の真相追究を依頼される。ミカエルは、背中にドラゴンのタトゥーをした天才ハッカーのリスベットとともに捜査を進めていくが、その中でヴァンゲル家に隠された闇に迫っていく。

評価 5点(5点中)

レビュー
 かの大ヒット小説の2回目の映画化(すでにスウェーデン版がある)、しかも監督はデヴィッド・フィンチャーといわれて期待しない奴はいないだろう。僕もこの映画を見るのをずっと待ちわびていた。そしてその期待に応えた見事な出来映えだった。
 まずオープニングで5点上げたくなる。レッド・ツェッペリンの「移民の歌」をフィーチャー(といってもカレン・Oらによるカバーなのだが)し、どす黒い液体が様々なものを形取っては消えていく幻想的なCGが「映像の天才」らしい。
 物語が始まってしばらくは観客にとって何のことやらさっぱりだろう。次から次へと人物名が出てきて名前を追うのだけでも必死だ。だがすぐに慣れるだろう。なぜなら主演の2人があまりにも魅力的だからだ。ダニエル・クレイグ演じるミカエルはもちろん、ルーニー・マーラのリスベットは格別だ。初めの方は挙動不審な変人が、ミカエルとの出会いを境に少しずつ変わっていく様子が丁寧で、それでいて根底にある「悪」の部分を見失ってない。しかもどことなく愛嬌を感じさせる。この2人を見ていて飽きることはまずない。「忘れがたいキャラクター」はアメリカ映画ならではだと思う。
 さらにこのストーリーのテーマとも言えるのが「暴力の克服」、それも男性から女性に対する暴力だ。この部分は映画の重要な部分に関わってくるので、多くは語れない。だがこれをはずして「ドラゴン・タトゥーの女」をレビューすることは出来ない。特にリスベットがレイプされるシーン。視覚的にというよりも精神的に目を背けたくなる場面だ。苦痛に顔をゆがめ必死に抵抗するリスベットを、自らの欲望を満たしにやりと笑う男には本当の怒りがわいてくる。しかしこの後リスベットは復讐する。それももっと酷い方法で。こっちの方が視覚的には色々きついのに、妙にスカッとする。これはリスベットのキャラクターに理由があるだろう。デヴィッド・フィンチャーは「悪」の魅力を十分に理解している。だからこそ映画に厚みが出て、グッと面白さが増しているのだろう。
 もう言葉では伝えきれない。「ドラゴン・タトゥーの女」には他には変えられない魅力が潜んでいる。まだ見ていない人がいたら是非見に行って欲しい。絶対にこの映画の虜になるはずだ。

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