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2012/03/17 (Sat) マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙(映画館で鑑賞)

マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙

監督 フィリダ・ロイド
出演 メリル・ストリープ
   ジム・ブロードベント
   アンソニー・ヘッド

あらすじ
 父の影響で政治家を志すようになったマーガレットは1975年、50歳で保守党党首に選出され、79年にはイギリス初の女性首相となった。国を変えるため男社内の中で奮闘するマーガレットは「鉄の女」と呼ばれるようになるが、そんな彼女にも妻や母としての顔があり、知られざる孤独と苦悩があった。

評価 4点(5点中)

レビュー
 私はサッチャーという人物のことを詳しくは知らない。冷戦を終結させた立役者であり、フォークランド紛争で勝利を収め、厳しい財政政策を敷き、そしてイギリス初の女性首相だということぐらいだ。ほとんど彼女の映像を見たこともなければ、まともに新聞記事を読んだこともない。だから今回はサッチャーがどういう描かれ方をしているのかではなく、一つの映画としてどうだったかをレビューしたい。
 この映画で主軸に置かれているのはサッチャーの内面だ。仕事一筋に生きてきた女が家族、そして夫とどう向き合っていくのか、彼女の葛藤を描いている。メリル・ストリープが演じているだけあって、圧倒的な存在感を見せる。堂々と演説をするときのサッチャー、何かを思案して目を泳がせるサッチャー。リアルすぎて怖いくらいだ。周りの役者達も目立ちはしないが、手堅い良い演技を披露してくれる。ジム・ブロードベントは妻としての「マーガレット」を愛したユーモアあふれる夫を好演。サッチャーの幻影の中に出てくるデニス(夫)を演じるときはまた違った雰囲気を醸しだし、哀愁が漂っている。サッチャーを政治的に支えた人々、特にサッチャー時代副首相だったジェフリー・ハウを演じたヘッドは首相を「裏切る」ことに葛藤を覚える男にさらりと成り切る。
 ただサッチャーの内面に深く入り込みすぎているせいで、サッチャーとその周りの人間の関係性が描き切れていない。本当にあっさりとだ。それに首相を引退し、認知症を患った後のサッチャーのシーンが多すぎるため伝記映画としては中途半端な出来だ。
 しかしこの映画が成し遂げた最も素晴らしいことは、サッチャーの存在を人々に再認識させたことだ。彼女の首相としての政策や方針はこの際置いておく。彼女の存在自体が女性の社会的地位の向上に一役買っている。そして「女性として」という代名詞をつける必要もないほど多くの影響を世界に及ぼした。歴史に名を刻む偉大な女性の映画としては素晴らしい出来だろう。

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