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2012/08/17 (Fri) その男ヴァン・ダム(家で鑑賞)

その男ヴァン・ダム

監督 マブルク・エル・メクリ
出演 ジャン=クロード・ヴァン・ダム
   フランソワ・ダミアン
   ジネディーヌ・スアレム

あらすじ
 かつて人気アクション・スターだった男、ジャン=クロード・ヴァン・ダム。しかし最近は落ち目で、48歳を迎えてアクションにキレがなくなり、体力的にもそろそろアクション一筋では難しくなりつつあった。再起をかけてなんとかものにした大作アクション映画の主役も、土壇場になってスティーヴン・セガールに横取りされる始末。
 キャリアの低迷は私生活にも影響し、金銭トラブルに巻き込まれた上、親権争いにも敗れるなど絶不調。疲れ果てたヴァン・ダムは心の傷を癒そうと祖国ベルギーへ帰郷する。
 そんなある日、彼は養育費を振り込みに立ち寄った郵便局で強盗事件に巻き込まれ、その上、金に困った彼が事件を起こした事にされてしまう。

評価 4点(5点中)

レビュー
 80年代後半から90年代前半のアクション映画の黄金期に活躍した俳優の一人、ジャン=クロード・ヴァン・ダム。今の人はこの名前を聞いても「?」かもしれない。・・・といいつつ、私も彼の出演作はカメオ出演だった「ラスト・アクション・ヒーロー」(シュワ主演)と糞映画の「ストリート・ファイター」(それもいくつかのシーンのみ)しか見たことがない。なんというか立ち位置がドルフ・ラングレンあたりと被ってて・・・(その点セガールはある意味個性がある)。
 この映画はそんな彼の悲しい現実をセルフ・パロディ化したものである。冒頭から既に彼の顔に悲壮感が漂っている。辛そうにアクションをこなし、かと思えば法廷に出廷。自分の仕事を散々なじられた上、娘にも「父親の仕事のせいで馬鹿にされる」と言われる始末。その後の展開はあらすじ通りだ。
 ただこの後の展開がなかなか凝っている。時間を交錯させることで、観客にもなぜヴァン・ダムが銀行強盗をした(ように見せかけているのか)分からない。基本的にはただの銀行強盗の話なので、上手くやらないと観客の興味が薄れるからだ。
 密室でのヴァン・ダムと強盗の会話もウィットに富んでて面白い。一人の強盗が彼の熱狂的なファンで、彼の昔話を掘り返す。この時のヴァン・ダムの表情は本当に笑える。かといってシリアスでないわけではない。他の一人はとても短気で、いかにもヴァン・ダムの映画に出てくる「初めに殺されるアホ」だ。でもこれは映画ではない。現実である。映画のようにスパッと解決できないもどかしさが良く表れている。
 一番の見所は唐突にヴァン・ダムが独白を始める場面だ。彼は画面に向かって語りかける。この時は役柄の「JCVD」ではなく、観客に話しかける本物の「JCVD」だ。時たま、自己中心的とも取れる台詞があるところもミソだろう。彼自身のストレートな気持ちが込められていて、妙に感動してしまった。
 この映画のエンディングは「黄金期」の終焉を表しているように思う。ベルギーの住民もヴァン・ダム自身も過去に取り残された人々だ。最後まで哀愁が漂う映画だった、と思いきや一番最後は少しだけ希望が見える。皮肉の入り交じったヴァン・ダムの顔が忘れられない。
 忘れがたいほどの名作ではないが、メタ・フィクション的な映画としてはかなりのクオリティだと思う。
 
 ところで、そんなJCVDにもミッキー・ロークなどと同じく、カム・バックの兆しが。そう今年10月公開の「エクスペンダブルズ2」だ。彼は一番の敵役として、スタローン、シュワルツェネッガー、ステイサムといったアクション俳優の前に立ちはだかる。この事実を知っているから、「その男ヴァン・ダム」も明るい気持ちで見られたのかも。

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エクスペンダブルズは絶対見る!
ステイサム好き☆!!(>_<)

2012/08/18 01:54 | nakki [ 編集 ]


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