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2012/09/12 (Wed) ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(家で鑑賞)

ビフォア・サンライズ

監督 リチャード・リンクレイター
出演 イーサン・ホーク
   ジュリー・デルピー

あらすじ
 ヨーロッパの長距離列車の中で出会ったアメリカ人学生ジェシーと、フランス人女学生セリーヌ。ふとしたことから意気投合した二人は、翌日の朝までの時間、ウィーンの街を歩き回ることにする。

評価 4.5点(5点中)

レビュー
 この映画において特に事件は起きない。登場人物も主演の2人以外は添え物同然だし、現に2人が延々と他愛のない話を続けるシーンだけが描かれる。それなのにこれほどまでに魅力的に描ききったのは驚異的としか言いようがない。
 「ビフォア・サンライズ」において重要な要素は3つある。主演の2人の演技力、彼らの会話、そしてウィーンの町並みだ。
 まずイーサン・ホークとジュリー・デルピーの演技だが、あまりにも自然体で驚かされる。滑稽なシーンもあるのに、それが全くわざとらしくなく、むしろ作品が持つロマンチシズムに貢献している。別れたくないことを表に出すジェシーと、それを隠してあくまでドライなふりをするセリーヌ。喋っていることが多い2人だが、彼らの気持ちが一番表れているのは無言で見つめ合うシーンだろう。ほとんど再会できる可能性がないことを知っているから余計に悲しい。
 この2人の演技に加え、長回しを活用した会話シーンも映画に一役買っている。特に好きなのは路面電車の中で「質問タイム」と称して、お互いに問題を出すシーン。ふとした言葉や、微妙な間に2人の性格や関係性がすべて表れている。2人とも別段いい人な訳ではないからこそ、余計に共感を呼ぶのだ。
 そこにウィーンの美しい風景が絡み合うと、この映画は怖いものなしだ。昼間の太陽が輝く町並みから、黄昏時の遊園地、真夜中の公園。どの場面も忘れがたく、名残惜しい。この「日が昇るまで」の間の景色の移り変わりが、彼らの心情の変化と見事にマッチしていて、見知らぬ土地への旅情を一層喚起させる。
 正直、こんな映画は見たことない。重要なことには触れないでおきながら、核心部分に近づこうとする2人の会話があまりにも繊細でリアルだ。2人の再会が待ち遠しくて仕方ない。

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