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2012/10/10 (Wed) ハンガー・ゲーム(映画館で鑑賞)

ハンガー・ゲーム

監督 ゲイリー・ロス
出演 ジェニファー・ローレンス
   ジョシュ・ハッチャーソン
   リアム・ヘムズワース

あらすじ
 文明が崩壊した近未来アメリカを舞台に、殺し合いのゲームに参加させられた16歳の少女の活躍を描く。わずかな富裕層だけが住むことができる都市キャピトルでは、冷酷な支配者たちが、かつて自分たちに反旗を翻した12の地区から代表者を選び、殺し合いのゲームを強制させていた。ゲームの模様はTV中継され、最後まで生き延びた1人には巨額の賞金が与えられる。ゲームに参加することになった第12地区居住者の少女カットニスは、同じ地区から選ばれた少年ピータとともに戦いに挑む。

評価 4点(5点中)

レビュー
 本国アメリカでは大ヒットを記録したというこの映画。その影響もあって原作の売れ行きも順調どころか、ますます加速しているらしい。私自身は原作を読んだことが無いが、それでも十分楽しめた。
 この映画で一番良かったのは、なんといっても主人公のカットニスを演じたジェニファー・ローレンスだろう。男勝りな性格ではあるが、ステレオタイプなキャラクターではなく、アクションをさせても板についていて、それでいて魅力的。そんな若手の女優は彼女しかいない(少なくともクリステン・スチュワートでないことは確か)。妹に子守歌を歌う序盤のシーンから、彼女の瞳に浮かぶ決意の色ははっきりと分かる。だから仲間以外を殺すことにはまったく躊躇しない。そのおかげで物語が甘ったるくならずに済んでいる。
 ストーリーも私は気に入った。「バトル・ロワイアル」のパクリだと言われているが、ある意味正しいと思う。殺し合いが少年少女の間で、しかも森の中でサバイバル形式で行われる。どう考えてもバトル・ロワイヤルの模倣だろう。しかしこちらのゲームの特色はテレビ中継されているという点だ。番組として毎年開催されていて、この要素がゲームでも大きく関わっていく。スポンサーに気に入られるように演じれば、支援物資が届いたり、上手くいけばゲーム自体をコントロールできる。カットニスが結構この点で苦戦しているところも、この映画ならではの斬新さである。
 そのためか、ゲームそのものよりも、前半部分のゲームまでの準備段階が面白い。テレビ中継の様子が妙にリアルでおかしさと奇妙さが絶妙に混ざり合っている。参加者(といってもメインの2人だけだが)の心理的な葛藤も見所だ。
 しかしゲーム自体は、人によっては肩すかしを食らったと思うかもしれない。ほぼ全ての物語がカットニスの視点で動いていくため、他の参加者が何をしているのかほとんど描かれない。もちろんカットニスだけでも、火の玉が飛んできたり、敵が掻き集めた物資を爆破したりと見所はある。しかしなぜ仲間であるはずのピータが敵の一団についていたのか(大体想像できるが)、しっかりと言及されることはない。さらにその敵の一団も「殺しが大好きなサイコパス集団」として登場する割に、その活動が出てこないからそんなに怖くない。カットニスが彼らと遭遇する回数も少なく、サバイバル・ゲームとしてのスリル感が映画が進むほど薄れていくのだ(せっかくの弓矢も活躍の場が少しだけ)。唯一、評価できるのはゲームが始まった瞬間の殺し合い。あえて効果音を無くすことで、子供同士の殺し合いという生々しい状況を克明に浮かび上がらせている。
 キャラクターも、先ほど言ったがカットニス以外印象に残らない。ピータやヘイミッチでさえ微妙だ(そもそもウディ・ハレルソンにヘイミッチのイメージはない)。ビジュアル面は少しレトロな未来観をモチーフにしているのは好感が持てる。セントラルの住人はけばけばしい色の服を着て、周辺の地区に住む人々の服は荒んだような色で、何世紀も遅れているかのよう。まったく違ったビジュアルイメージが見事に混ざり合っている。だがセントラルの凱旋のシーンのCGは頂けない。
 色々と改善のポイントはあると思う。馬鹿馬鹿しいシーンも多いが、既に完成された原作を元にしているから世界観はきちんと確立されている。そしてやはり子ども達の焦燥感や恐怖、怒りなどの心理描写は巧みの一言だ。3部作の第1部だから続編ありきで作っているのは仕方ない。だがそういった欠点を差し引いても、この映画に一見の価値はある。(日本での公開は早々に打ち切られそうだからお早めに。)

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