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2013/01/13 (Sun) ファースト・ポジション 夢に向かって踊れ!(映画館で鑑賞)

ファースト・ポジション 夢に向かって踊れ!

監督 ベス・カーグマン

あらすじ
 ローザンヌ国際バレエコンクールと並ぶ世界最大級のバレエコンクール、ユース・アメリカ・グランプリ(YAGP)に挑む若きダンサーたちにスポットを当てたドキュメンタリー。自身も幼少時代をバレエに捧げた経験を持つ女性ジャーナリストのベス・カーグマンが監督を務め、ニューヨークで開催される最終選考に出場する6人に密着。撮影・編集に2年の歳月を費やし、個性豊かな子どもたちの素顔や家族のドラマを浮き彫りにしていく。





評価 5点5点中)


レビュー
 「ファースト・ポジション」は特別変わった技法を使っている訳ではない。何人かの子供たちに焦点を合わせ、練習風景を交えつつ彼らのバックグラウンドを紹介する。だがこの映画がすばらしい作品であることは間違いない。そしてその“魔法”を起こしているのは、紛れも無くその子供たちなのだ。

 まずこの映画に選ばれた子供たちが非常に多種多様である。アメリカ人のアランはイタリアに在住。イスラエルの友達ガヤとともにYAGPのヨーロッパ予選から出場する。普段の2人はいたって普通の子供だ。だがガヤの母親が言うように、バレエとなると顔つきが変わる。
 日系イギリス人のミコは弟のジュールズとともにファイナルへ挑む。しかし心からバレエが好きなミコと違い、ジュールズはさほど熱心ではなく明らかに技量も劣る。異常なほどまでに子供たちのことを気にかける母親との交流もある意味見所だ。
 「バービー」のあだ名を持つレベッカはこの映画に出演した子供たちの中では、一番恵まれている。金髪の白人で手足が長く、女性バレリーナらしい繊細さも持ち合わせている。でも自信満々な彼女が大会の前に見せる不安そうな表情から、いかにバレエの道が狭いのかよくわかる。
 そして何より心を打つのがコロンビア出身のジョアン、そしてシエラレオネ出身のミケーラだ。家族と離れ、単身ニューヨークへ渡ったジョアンは家族の期待を一身に背負っている。彼が家族と電話をするときに見せる、嬉しいような困ったような表情はその複雑な気持ちを物語っている。ミケーラの両親は反政府勢力に殺された。ミケーラ自身は孤児院から引き取られて、今は養子としてアメリカで暮らしている。黒人のバレエダンサーは珍しく、体つきも筋肉質なミケーラは奇異な目で見られがちだ。だが彼女が踊り始めると、そんなものはすべて吹き飛ぶ。

 なぜ彼らがそこまでバレエに打ち込むのか。90分という短い時間の中で、監督は無駄をすべて省いてバレエを知らない人にも伝わるように上手く描いている。もちろん彼らの技術にも驚かされるのだが、なんといっても素晴らしいのは練習の成果を見せる、ファイナルでの演目。私はバレエに関して全くの素人だから「あの子はここがすごい!」と具体的に言える訳ではない。だが彼らがひとたび舞台袖から登場すると、誰もが息を止めて画面からひと時も目を逸らすことができない。もちろんバレエシーンは編集されているからほんの数秒でしかない。それなのに彼らのバレエは人を引きつけてやまないのだ。

 様々な逆境を乗り越えて、彼らが披露するバレエは本当に素晴らしい。この映画にあるのは偽りの無い本物の感動だ。

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