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2013/02/11 (Mon) ティファニーで朝食を(家で鑑賞)

ティファニーで朝食を

原題   Breakfast at Tiffany's
公開   1961年(アメリカ)
上映時間 115分

監督   ブレイク・エドワーズ
製作   マーティン・ジュロー/リチャード・シェファード
脚本   ジョージ・アクセルロッド
原作   トルーマン・カポーティ『ティファニーで朝食を(Breakfast at Tiffany's)』

出演   オードリー・ヘプバーン ···ホリー・ゴライトリー
     ジョージ・ペパード   ···ポール・バージャック
     パトリシア・ニール   ···フェイレンソン夫人(2E)


あらすじ
 NYに暮らすホリー・ゴライトリーは、自分に貢いでくる男たちの金によって生計を立てていた。ある日彼女が住む安アパートの上の部屋に、スランプ中の作家ポールが越してくる。彼は裕福な夫人と浮気をしていて、彼女に生活を支えてもらっていた。しかし出会ったばかりのホリーの魅力にポールはたちまち虜になってしまう。





評価:3.5点(5点中)


レビュー
 言わずと知れたオードリー・ヘプバーンの代表作である。この映画が製作されたのは50年前以上だが、今見るとどうなのか。

 原作ではホリー・ゴライトリーは娼婦だと示されているらしいが、映画では匂わす程度に終わっている。この判断は正解だったろう。オードリー・ヘプバーンのイメージには合わないというのもあるが、なによりも「男に貢がせる小悪魔」であった方が彼女の魅力を存分に引き出せる。ティファニーの前でデニッシュを食べるオープニングシーンからすでに、観客を引き寄せるオーラを放っている。そんな彼女が陽気にしゃべり始めたら、もう画面から目が離せない。そこからはオードリー・ヘプバーンの独壇場だ。

 だがラブコメは片方だけが魅力的でも成立しない。相手役の存在があってこその、である。だがオードリーの相手役は並大抵の男優では到底勤まらない。しかしジョージ・ペパードはこの大役を見事にこなした。
 オードリーがクルクル表情を変えながらまくしたてるように話すのに対し、ジョージは彼女のテンポに合わせつつも冷静に取り合っている。しかし落ち着きすぎているというのではなく、至って自然でオードリー同様チャーミングでもある。

 どうしてポールがホリーに惹かれていくのか、もちろん明確に説明されることは無い。しかしホリーとポールはまるで結ばれることが必然であったかのように観客に見せる。この手のジャンルにありがちなのは「こんな奴は好きにならないだろう」と観客が思ってしまうことだ。だがこの映画はそんな疑念を抱かせない。彼らは誰もが愛することができる素晴らしいキャラクターであり、まさに映画の中の理想のカップルだ。

 しかし50年という長い年月は観客の笑いを変化させる。残念ながらこの映画で“笑わせてやろう”と意図されて作られた場面は、今見るとほとんどが不発である。代表格はあの変な日本人ユニオシだが(ここまで突飛だと逆に笑えるかもしれない)、パーティーでのどんちゃん騒ぎも、麻薬の密売騒動も面白くない。ユーモアに富んでるのはホリーとポールの会話シーンや微妙な空気感であり、古臭いコントではないのだ。

 プロットも少々盛り込み過ぎだ。ホリーの夫がやってきたり、先ほどの麻薬の密売であったり、ホリーがブラジルへ行くなどと言い出したり。原作がどうなのかは知らないが、映画にするならどれか省くべきだろう。
 ハリウッド的な甘ったるいハッピーエンドは良くも悪くもある。強引に収束させようとしている感じが拭えないし、込められたメッセージも時代遅れだ。でもそのシーンそのもの(雨の中で猫を探すあのシーン)は感動的で、見事な出来映えだ。

 そして忘れてはならないのが、オードリー自身が歌う“ムーン・リバー”。馬鹿らしいほどロマンチックな曲だが、この映画にとって最も重要な要素とも言える。そして一度見たら忘れられない、誰もが選ぶお気に入りの場面だろう。

 今ではこういう映画はほとんど見られない。ハリウッド的ラブコメディー映画の最高峰だろう。

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