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2015/07/25 (Sat) リーサル・ウェポン

リーサル・ウェポン


原題   Lethal Weapon
公開   1987年
上映時間 110分
製作国  アメリカ

監督   リチャード・ドナー
脚本   シェーン・ブラック

出演   メル・ギブソン
     ダニー・グローヴァー
     ゲイリー・ビジー


あらすじ
 ロサンゼルスの高層マンションからある一人の娼婦が飛び降りた。ロス市警のベテランであり、50歳の誕生日を迎えたばかりのロジャー・マータフ部長刑事は、その娼婦がベトナム戦争の同僚の娘であることを知る。そんな彼に助っ人として、麻薬課からマーティン・リッグスという刑事がやってくる。粗野で自殺願望を持つリッグスに振り回されながらも、2人は徐々に絆を深め、事件の真相を追い求める。




鑑賞日  7月24日
場所   家
評価   3.5点


レビュー
 同じ監督と出演陣で続編が3つも作られた、80年代後半から90年代を代表するアクション映画である。予告編から見てわかる通りのゴリゴリの80年代感が、今となってはなんとも言えない郷愁すらも生み出している。

 だが、内容はけっして時代錯誤なノリではない。アクション、コメディ、ドラマ部分それぞれの要素が程よくミックスされていて、テンポのいい脚本がそれらと見事にマッチしている。バディ物としても優秀で、序盤のシーンからリッグスとマータフという好対照の刑事をさっと紹介し、対立から和解(といってもシリアスなものではないが)までを中だるみなく描けている。彼らを同じ世代の人間にしなかったのもいい選択だと言える。愛情を失い、若さゆえに乱暴な手段で事件を解決しようとするリッグス。反対に家族に恵まれ、ネクタイの染みすらも気にする真面目なマータフ。本編がどうであれ、彼らの掛け合いを見ているだけでも愉快な気分に浸ることができる。

 しかし、良くも悪くもプロットの精密さには欠けている。初めの娼婦が飛び降りた理由も割と適当に流し、事件に関係のある人物は御構い無しに死んでいく。後半からはとにかく怒涛の爆発、銃撃の連続だ。痛快だが、ふとした時に「あの話はどこにいったんだろう」という気持ちにさせられることは請け合いである。(特に最後の場面はツッコまずにはいられないだろう。)
 敵にあまり魅力を感じないのも難点だろう。将軍と呼ばれる本作での親玉は、あるシーンでは狂気をほんのりと漂わせるがその後はただの卑怯者に格下げされている。その右腕であるジョシュアという男は金髪の白人という「いかにも」なスタイルでリッグスたちを圧倒するが、強さそのものは比較的現実的なレベルに留まっていて、観客を畏怖させるような存在ではない。脚本はぶっ飛んでいるのだから、倒すべき存在ももう少し現実離れしていても良かったのではないだろうか。

 まあ、見ている間はそんなことを気にする必要はない。(リアルな意味で)暴力男の片鱗を見せつつあるメル・ギブソンの狂気に満ちた眼光もさながら、ダニー・グローヴァーの地に足のついた演技も妙な渋みを映画に加えている。彼らの見事なコンボさえあれば、何も怖い物はない。まさに、この映画自体が、敵を寄せ付けない最強のシリーズ物になるきっかけとなったのである。

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