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2017/07/07 (Fri) ジョン・ウィック:チャプター2

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原題    John Wick: Chapter 2
公開    2017年
上映時間  122分
製作国   アメリカ

監督    チャド・スタエルスキ
脚本    デレク・コルスタッド

出演    キアヌ・リーブス
      コモン
      ローレンス・フィッシュバーン


あらすじ
 前作から4日後。なんとか愛車を取り戻したジョン・ウィックは、新たな飼い犬と平穏な暮らしへ戻ろうとするところだった。そんな中、昔に血の「誓印」を交わした、イタリアの闇社会の大物サンティーノ・ダントニオが現れる。彼は「誓印」を盾にジョンに暗殺の仕事を依頼するが、当然のごとく断るジョン。それに腹を立てたサンティーノはジョンの家を爆破し、ジョンは彼からの仕事を受けざるを得なくなるのであった。





鑑賞日   17年7月7日
鑑賞方法  映画館
評価    4点


レビュー
 満を持して公開された、キアヌ・リーブス主演で意外なヒットを飛ばしたアクション『ジョン・ウィック』続編です。前作がマフィアとの抗争という、この手の映画の定石をなぞる設定だったのに対し、今回は裏社会の戒律や暗殺者集団に焦点を当てています。この脚本上の転換により、映画はグラフィック・ノベルのような荒唐無稽さに拍車をかけ、めまぐるしいアクションシーンが展開されます。

 さてこの転換により一つ分かったことは、キアヌ・リーブスが主演であることがどれだけ重要であるかということ。飄々としていて冷静な雰囲気の(というか何も考えていないようにも見えてしまう時も)ある彼がジョンを演じることで、ともすれば純粋なB級映画になってしまう設定にリアルな深みを持たせています。そのおかげで、多くは描かれない彼のバックボーンも観客は簡単に思い描け、殺し屋という側面に畏怖できるのです。

 また上にも記載しました、謎の裏社会のしきたりもとても興味深い。明確にシステムが描かれるわけではありませんが、ジョン・ウィックだけではなくそこに「世界」があることを実感できるので、非常に好奇心をそそられます。ほとんどのキャラクターは「久しぶりだな、ジョン」といった具合で登場しすぐに退場しますが、薄っぺらであるはずの敵にも何らかのストーリーがあることを想像させてくれるのです。これが、この映画の他のアクション映画と一線を画するポイントでしょう。

 しかしながら、そういったコミック調の雰囲気が楽しいのも事実ですが、前作の重々しい空気が懐かしいのもまた事実。ウィレム・デフォー演じるマーカスとの掛け合いなど、ど定番とも言えるアツい展開や、じわりじわりと敵のボスを追い詰めて行く様など、前作の方がしっかりとストーリーを追えていたように思います。おそらく、前作で製作兼アンクレジットの監督であったデヴィッド・リーチがそういった脚本周りを引き締めていたのかもしれません。ジョンが孤軍奮闘し、とにかく死体の山を作っていく面白さにフォーカスした本作は、そういった意味では若干の寂しさを感じさせました。

 一通り批判もしましたが、彼の活躍をまだまだ見たいのは本当です。ジョンが平穏を願う中、きっと多くの人々はその反対を願わずにはいられないでしょう。

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