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2017/07/20 (Thu) となりのトトロ

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英題    My Neighbor Totoro
公開    1988年
上映時間  86分
製作国   日本

監督    宮崎駿
脚本    宮崎駿

声の出演  日髙のり子
      坂本千夏
      糸井重里


あらすじ
 サツキとメイの姉妹は、病気の母親の療養所が近い農村へ父親と引っ越してきた。大きなボロボロの家に二人の冒険心はくすぐられる。ある日一人で遊んでいたメイは、ドングリを集める奇妙な生き物に遭遇し、森の中へ後を追いかけると、そこにはさらに大きな生き物「トトロ」が住んでいた。





鑑賞日   17年7月20日
鑑賞方法  DVD
評価    4.5点


レビュー
 ジブリといえば、まず始めにこれが出てくるでしょう、『となりのトトロ』。数年に一回は金曜ロードショーで見かけるので、飽きてしまった人も多いかもしれませんが、私にとっては見るたびにまた好きになる映画の一つです。

 引っ越しから物語が始まるという、監督の映画では割とありきたりなスタートではありますが、昭和30年代の田舎に設定された舞台など、地味な設定だからこそ今となっては逆に個性が際立ってもいます。あの有名な『さんぽ』のオープニングが流れる時点で、ありきたりといってしまうのは実際暴論かもしれません。いつだってジブリの音楽は印象的ですが、これほどまでに人々に波及した曲もなかなかないでしょう。
 そこから展開するお話は、主役であるサツキとメイの周囲でのみ語られ、比較的狭い範囲の話ではあります。しかしながら多くは説明されないものの、他の監督の作品同様、彼女たちだけが世界に存在しているのではなく、脈々と続いて来たある世界の中の一つの物語であることはしっかりと伝わって来ます。

 各キャラクターも個性的で、非常に豊かな関係性を見せてくれます。姉妹と父親の掛け合いはもちろんのこと、カンタを始めとする近所の人々との交流など、ひとつひとつの描写が細かく、生きた存在であることを実感させてくれます。ほんの少ししか登場しない母親もまた、2人にとってなくてはならない存在、母親だからこそできる役目があることを簡潔に提示しているのです。
 これも定番ではありますが、姉妹の感情の動きも「アニメ映画」としてカテゴライズするのが惜しいくらいに現実味にあふれています。母親の病状悪化の電報を聞いたあとの2人の反応は、まさにそれぞれの年齢の女の子そのもので、観客が大人になればなるほど一種の共感を呼ぶでしょう。

 そして忘れてはいけないのはトトロとネコバスの存在です。大きな獣とマスコットの境界線をいく絶妙にバランスのとれた造形と、妙に愛らしいひとつひとつの動き。彼らが登場する場面は、どこを切り取っても生き生きとしていて、子供にしか見えない世界の魅力を存分に伝えてくれます。

 過ごした時代は全く異なるにもかかわらず、不思議と郷愁を呼ぶ『となりのトトロ』。もう戻れない子供時代があるからこそ、この映画は光り続けるのです。

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