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2017/07/28 (Fri) インターステラー

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原題    Interstellar
公開    2014年
上映時間  169分
製作国   イギリス/アメリカ

監督    クリストファー・ノーラン
脚本    ジョナサン・ノーラン/クリストファー・ノーラン

出演    マシュー・マコノヒー
      アン・ハサウェイ
      ジェシカ・チャンスティン


あらすじ
 21世紀の近未来。地球は砂漠化が進み、植物には疫病が蔓延、少しずつ人類に滅亡が忍び寄っていた。NASAのパイロットであったクーパーも、家族とともに1日を生きるので精一杯で、農業を営む日々であった。ある日、自宅に起こった異変がきっかけで、秘密裏に存続していたNASAの基地を見つけた彼は、人類の存続をかけた移住先の星を見つけるために、家族を置いて長い旅に出ることを決意する。





鑑賞日   17年7月24日
鑑賞方法  Blu-ray
評価    5点


レビュー
 IMAXの映画館で見た当時、その圧倒的な宇宙の描写に打ちのめされた。画面は小さいものの、テレビで見てもやはりそのリアルさ(もしくはリアルと思わせるほどの精巧さ)には驚かされる。そしてある意味で人間の想像力の限界とも言える筋書きこそ、この映画を不変の傑作にしていると思わされた。

 そもそもこの映画は始まりから終わりまで、極めて一貫したテーマのもと描かれている。映画の中でもクサイほど言及される言葉、「愛」だ。
 クーパーが地球を離れる瞬間、カウントダウンとともに家族との永遠の別れが差し込まれる。長い時間の間数回のみやりとりがされるビデオレターもまた、遠い距離の中繋がる一本の線として表れる。劇中描かれる人物描写の多くは、どれもこれも非常にパーソナルで、見方によっては全くもって宇宙空間で描く必要のない矮小な問題とも取ることができる。
 しかしながら劇中でも言われている通り、これだけ壮大な、まさしく人間などちっぽけな存在の一つに過ぎないと感じられるような真の発見に直面してもなお、人間はその矮小な事象に執着するのだ。おそらく監督もまた、マイケル・ケイン演ずるブランド教授と同様に、その事実を見抜いていたのだろう。ストーリー展開が命であった彼の中では、最も人間描写に厚みの出た映画であり、それこそがこの映画を一歩先に進んだものにしている。

 不思議なもので、これだけ難解で、日々の生活に関係するとは考えにくい宇宙という空間に想いを馳せる時、実際に感じるのはその雄大さではなく、自分自身が育った環境とそこに生まれついた運命についてなのだ。本当の意味で宇宙に取り憑かれた一部の人たちを除けば、多くの人がそこに行き着くはずだ。いわゆる奇跡と言われるような確率で地球が存在し、そのただ一点に自分が立っている。その事実に気付かされ、心が震わされるのである。すなわち宇宙の長い歴史の中で、当たり前に思われているこの出来事を再確認させるのがこの映画なのだ。

 あれだけの旅をした終着点があれでは、クーパーにとっても観客にとっても報われない結末に思えるかもしれない。しかし、その人間の限界を感じる時こそ、私は人間の可能性を最も感じられる瞬間であると信じて疑わないのである。

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