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2017/07/28 (Fri) バッドボーイズ

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原題    Bad Boys
公開    1995年
上映時間  119分
製作国   アメリカ

監督    マイケル・ベイ
脚本    マイケル・バリー/ジム・マルホランド/ダグ・リチャードソン

出演    マーティン・ローレンス
      ウィル・スミス
      ティア・レオーニ


あらすじ
 マフィアから押収した1億ドル相当のヘロインが何者かに盗まれ、麻薬課の刑事であるマーカスとマイクは捜査を命じられる。浮かれた犯人グループの一人がコールガールを呼んだことをきっかけに、一般人のジュリーは事件に巻き込まれ、2人に事件解決まで匿ってもらうことになる。





鑑賞日   17年7月28日
鑑賞方法  Netflix
評価    2点


レビュー
 CMやMVの監督として名を馳せていたマイケル・ベイによる初の長編作品です。典型的な彼の作品のイメージである爆発に次ぐ爆発や、無意味に登場するセクシーな女性など、この時から彼が何も変わっていないことを確認できて、嬉しいような悲しいような気持ちです。

 おそらく世間的にはマイケル・ベイの、というよりは主演のマーティン・ローレンスとウィル・スミスが出演する映画としてのイメージの方が強いのではないでしょうか。コメディアンだったローレンスを(コメディ要素のあるものばかりではあるが)映画俳優にし、ヒップホップの歌手であったウィル・スミスをスターにしたのですから、ある意味では映画業界に貢献しているでしょう。他にも手持ちカメラを多用したクローズアップやCM・MVから流用した当時最先端のスタイルが、90年代後半に作られた数々のアクション映画に影響を与えたのも事実です。

 ですが今現在、いざこの映画を見ると、そういった印象は全く受けません。それどころか、典型的な90年代の時代遅れの産物そのものなのです。
 まず初っ端から鼻につくのは、MTVにでも出てくるかのような色調と構図です。当時は最高にイケていたのかもしれませんが、こういった時代を象徴するものはいつしか廃れるものです。端的にいってしまえば、最高にダサい。そのわざとらしいカット割りが、いかにもブラックカルチャーを悪い意味で取り込んでいる白人的なのも最低です。

 言わずもがなですが、プロットは無いに等しいです。敵の思惑や心情など、どんなアクション映画でも提示される情報は何も無く、ただただ無意味な会話を繰り広げ、銃撃戦をしたいがために死んでいきます。おそらく銃撃戦をすることをまず始めに考え、そのあと脚本の肉付けをしていったのでしょうが、その肉付けが最悪なのです。マーカスとマイクがしばらくの間入れ替わる展開は尺を持たせるためだけに作られたことは明らかで、それ自体は面白くともなんともありません。他のキャラクターも無理やり問題を起こしているだけで、何一つ自然な流れはここには無いのです。

 もちろん「アクション映画なんだからそんなものだろう」という話もあります。しかし、そのバカらしさの中にも説得力を持たせることは非常に重要なことであり、観客には脚本上の欠陥やおかしなセリフを意識させてはいけないのです。『バッドボーイズ』はそれがまったくできておらず、中学生になりたての男子が繰り広げるような、大人には苦痛な会話劇が繰り広げられるのです。劇中、ジュリーが敵に投げかける「Do you go to college?」(字幕では「下品ね」)という言葉は、まさしくこの映画の製作陣にも聞いてみるべきでしょう。

 ここまで苦言ばかり呈してきましたが、悪い点ばかりではありません。実のところ、メインの人間の演技たちはなかなか上手なのです。
 ローレンスが出る場面は、セリフは面白くともなんとも無いにもかかわらず、不思議と笑みがこぼれ、彼がマーカスというキャラクターを上手く自分の中で解釈しているのがわかります。そこにウィル・スミスが加われば、飽きが来そうな展開にも観客はついていくことができるでしょう。スミスは主役級を演じるのがほぼ初めてにもかかわらず、非常に安定した演技を見せ、そのあと大ブレイクするのも頷けます。
 ヒロインを演じたレオーニは、突拍子も無いキャラクターを(しかも女性蔑視としか思えないミニスカートを履かされて)押し付けられたにも関わらず、不思議なことに説得力があるのです。決して名演技ではありませんが、後半に進むほど良くなっていくのには驚かされました。

 結局のところ、骨格自体が古き良き刑事ものやバディもののパクリで、今となってはアクションシーンも古びている以上、今更見る価値はないことは明白です。でも多くの量産された酷いアクション映画同様、『バッドボーイズ』にもノスタルジアを感じる人がいるのであれば、この映画がレンタルコーナーに並ぶ価値はあり続けるのです。

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