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2017/08/12 (Sat) ザ・ロック

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原題    The Rock
公開    1996年
上映時間  136分
製作国   アメリカ

監督    マイケル・ベイ
脚本    デヴィッド・ウェイスバーグ/ダグラス・S・クック/マーク・ロスナー

出演    ショーン・コネリー
      ニコラス・ケイジ
      エド・ハリス


あらすじ
 その昔海兵隊の英雄として名を馳せていたハメル准将は、ある作戦に参加した部下たちがアメリカ政府によって見殺しにされた事実に、不満を抱いていた。彼らの遺族への賠償金を勝ち取るために実力行使に出た准将たちはアルカトラズ島を占拠し、要求が通らなければサンフランシスコの街をガス兵器で攻撃すると政府を脅迫する。
 そんな彼らの作戦を止めるために、FBIの科学班に所属するグッドスピードは元アルカトラズ刑務所の囚人メイソンと共に、テロリストの巣食うアルカトラズに潜入する。





鑑賞日   17年8月4日
鑑賞方法  Blu-ray
評価    3.5点


レビュー
 基本的にはいつものマイケル・ベイと同じく、ほとんどあってないような脚本に、アクションに次ぐアクションを肉付けしたという構成になっています。しかしこの『ザ・ロック』は、おそらく彼の作品の中でもっとも良心的な存在と言えるのではないでしょうか。

 正直な話、テロリスト集団の計画性やシールズ部隊による作戦の甘さなど、あまりに馬鹿げた点も多くジョークにすらならないような点も数多くあります。すべては主演の2人にスポットを当てるための駒でしかなく、どのキャラクターが戦死しようが、こちらにはこれっぽちも同情する気が起きません。
 ただし決してそれは間違っていることではなく、この映画においては正しい選択なのです。徹底的にメインのキャラクターのみを追うことで少なくとも本筋に関してはとてもテンポが良くなり、まさに手に汗握る展開が待ち受けるのです。

 もちろんこれだけだと、その他の彼の作品と大差ありません。主演に焦点が当たるということは、当然彼らに魅力がなければ話になりません。その点、ニコラス・ケイジとショーン・コネリーという2人なら間違い無いと言えるでしょう。
 普段のシーンですら大味な演技になってしまうケイジと007時代からほとんど進歩の見えないコネリーは、作品によっては最悪な相性となり得るでしょうが、このアクション大作においては完璧なコンビネーションを発揮しています。繊細な若者と大胆不敵な老人という組み合わせもユニークで、彼らの掛け合いを見られるだけで前後の茶番も許せてしまうというものです。

 そして何と言ってもエド・ハリス演じるハメル准将。誇り高い軍人としての側面を強く見せ、紋切り型のテロリストのボスには決してなりません。脚本段階から彼のキャラクターに深く切り込んだおかげで、薄っぺらなはずの敵味方の関係性に重厚感が表れ、不思議とセリフにも詩的なトーンが生まれてくるのです。

 いくつかの構成の甘さは鼻につくものの、トータルとして見ればそれすらも魅力に変えてしまうような力強さを『ザ・ロック』は持っています。『バッドボーイズ』が往年アクション映画の模倣に過ぎなかったのに対し、この映画はそのものがクラシックとなりうるのです。傑作とは言いがたいかもしれませんが、思い出した時に何度でも見てしまう映画には違いありません。

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