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2017/10/11 (Wed) Doodlebug(原題)

doodlebug.jpg


原題    Doodlebug
公開    1997年
上映時間  3分
製作国   イギリス

監督    クリストファー・ノーラン
脚本    クリストファー・ノーラン

出演    ジェレミー・セオボルド


あらすじ
 神経質そうな男が、自分の部屋にいる“虫のようなもの”をどうにか潰そうとする。





鑑賞日   17年10月11日
鑑賞方法  Blu-ray
評価    3点


レビュー
 クリストファー・ノーランが、商業作品以前に作った短編作品のうちの一つです。その他に存在が知られているものとして、大学在学中に作成された“Tarantella”と“Larceny”があります。前者はインディペンデント系の映像作品を放送する番組にて放映され、後者は映画祭に出品され大学史上最高の短編映画とまで言われたそうですが、残念ながらそのどちらも今の所はソフト化されていません。なので、日の目を見た作品、という意味でいうと最初の作品になるのがこの“Doodlebug”です。ちなみにこちらは日本ではソフト化されていませんが、海外ではクライテリオン社によるノーランの初長編作『フォロウィング』のブルーレイに特典として収録されています。

 非常に短い作品なので、何か奥深いテーマ性などが見えるわけではありません。本当にあらすじの通りで、『フォロウィング』でも主役を演じたジェレミー・セオボルドが同様のパラノイア気味の男を、今回は少々大げさに演じています。
 この作品において特筆すべきは舞台における数々の仕掛けでしょう。ネタバレなしに書くことは困難なのであえて結末から触れますと、男が追っていた「虫のようなもの」は実のところ数秒先の男自身で、それをなんとか叩き潰した直後に今度はさらに大きな自分に叩き潰される、という陰湿なショートショートのようなエンディングを迎えます。このオチに関するヒントは劇中で随所に込められていて、例えば男がやたらと時計を気にしていたり、電話がかかっていることを半ば分かっていたような行動を見せるのもその一つです。観客にほんの少しだけストーリーの方向性を提示することで、フラストレーションを感じさせることなく謎の解明へのスリルを体験させる手法はこの時から片鱗を見せていたのかもしれません。

 とはいえ、所詮は超低予算の短編映画なので、大きな価値があるかと言われると疑問ではあります。しかしながら、この作品で『フォロウィング』に関わるスタッフが揃った事実は紛れもなく重要なことであり、この短編もまた彼のスターダムの足がかりとなったことは間違い無いのです。

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